ヴィーガン大国ドイツは日本の10年早い食文化が定着?! 現地で活動する日本人にきいてみました!
ドイツ・デュッセルドルフ在住でフリーアナウンサーの小山瑶さんが、現地で暮らすからこそ得られるディープで旬な情報を教えてくれる連載。アナウンサーそしてジャーナリストとしての視点を交え、ドイツの情報をいろんな角度からお届け。今回は、ヴィーガン大国であるドイツのヴィーガン×日本食のメニューを日々開発されているデュッセルドルフ在住の料理研究家でもありフォロワー5万人のインフルエンサーミラさんに取材しました。日本でも10月にイベントを開催予定ですので、告知も含めて最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
フリーアナウンサー 小山瑶の海外生活 in Germany
Epi.36「ヴィーガン大国ドイツで活動する日本人ミラさんの試行錯誤を続ける姿に勇気づけられました!」
近年、健康志向や環境問題への関心の高まりから菜食主義、いわゆるヴィーガンやベジタリアンが世界的に増加しています。ドイツは中でも最もヴィーガンフレンドリーな国としてエントリーされていて、特にベルリンは世界でロンドンに次ぐヴィーガンシティーとも言われているんです。
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そもそもヴィーガンとは?
そもそもヴィーガンと聞いて、野菜が好きな人や、野菜だけを食べる人、またはお肉が食べられない人……なんていろいろと想像してしまうと思うのですが、ヴィーガンというのは、大きくベジタリアン(菜食主義の人)のなかの一つ。卵、乳製品を食べるかどうかによって「ヴィーガン」「ラクトベジタリアン」「オボベジタリアン」と呼び方が変わります。なかでも、肉や魚のほか卵・乳製品・はちみつなどの動物性食品をすべて摂取しない人をヴィーガンといいます。
text : HARUKA KOYAMA