LIFESTYLE

SAT.04.16
2022

この春は日本ワインが飲みたい♡
wa-syu
バイヤー 菊地さんに聞いた
日本ワインのススメ vol.2

オケージョン別ワインのススメ vol.1

前回の「オケージョン別ワインのススメ」お楽しみいただけたでしょうか? 今回も日本ワインの楽しさを提案するオンラインショップ「wa-syu OFFICIAL ONLINE SHOP」のバイヤー 菊地さんに、エチケットが印象的なものと、もうすぐやってくる母の日に向けて、とっておきのワインをご紹介していただきました。

🍷エチケットにペアリングが描かれてます
カタシモワイナリー
たこシャン 2020

菊地:大阪のソウルフード「たこ焼き」にも合う、気軽に飲んでほしいワインを造りたいとの想いから「たこシャン」は誕生しました。白い花を連想させるさわやかな香りと、バランスの取れたしっかりとしたコクも感じる、やや辛口のスパークリングワインです。

編集S:名前からもたこ焼きに合わせたいスパークリングワイン! 粉ものを食べる時って味付けが濃いめだからこそ、ぐびぐび飲めるビールやハイボールを選んでしまいがち。歳を重ねた今、粉ものにもワインを合わせられるようなスマートさがほしいです。

 

BookRoad
~葡蔵人~
醸し甲州

菊地:山梨県勝沼町産甲州100%の辛口フルーティーなオレンジワイン。醸し発酵(オレンジワインの製法)による、ほどよい苦味と上品な酸が料理を引き立てます。特にこの2021年ヴィンテージは、しっかりとしたタンニンが魅力! イラストにあるイカはもちろん、山菜やハマグリなど、少し苦みのある食材とよく合います。飲み始めはしっかり冷やすのがおすすめ!

編集S 蔵元であるブックロードさんの造るワインは、ハンバーガーやマカロンなど、ワインにマッチする食材がワイングラスと共に描かれているエチケットが印象的。今回のイカも目を引きます。お肉料理には赤、お魚料理には白など、定例にのっとったワインの選び方しか初心者はできないけれど、こんな風にイラストが描かれていれば、今日はこのワインが飲みたいから、この料理が食べたいから、と選び方が広がるのも楽しいですね。

 

🍷母の日に贈りたい
Fattoria
AL FIORE

菊地:甘い冬ぶどうで有名なスチューベン100%で造ったロゼスパークリングワインです。オーストラリア、ニュージーランド、日本を拠点に不定期にワインをリリースしている九能ワインズと、宮城県に蔵元を構えるFattoria AL FIOREのコラボレーションシリーズ「Kunoh Wines by Yuki Nakano」のワイン。毎日少しずつ足で踏み、スチューベンのフレッシュさと皮のニュアンスを非常にバランスよく仕上げたピュアな美味しさが魅力。お料理にも幅広く合わせやすいワインです。

編集S:ピンクと泡って、永遠に女心をくすぐられます。きっと母も然り。エチケットには一輪の薔薇。お花を渡すのは少し気恥ずかしいけれど、これくらいさりげないお花(ワイン)をさらっと渡すのも粋ですね。ワイナリーがお花に込めた想いも素敵なので、ぜひウェブサイトからご覧ください。

 
シャトー勝沼
Many thanks to you 感謝 2018

菊地:シャトー勝沼が所有する「菱山」の銘醸畑で収穫した甲州ワイン。シャトー勝沼が1年かけて開催している畑実習ファーム・トゥ・ボトルは、毎年4月に前年に栽培から収穫までを行ったワインの瓶詰めを実施しています。そのワインがこの「感謝」です。2018年は天候に恵まれたため出来が良く、1,800本リリースできました。美しい酸と上品なコクが見事な白ワインに仕上がっています。

編集S:感謝を伝えるには、これ以上ないくらいぴったりのワイン。なおかつ私たちのような素人もワイン造りに一役かえるというのは、ワイン好きのみならずお酒好きならきっと誰でも嬉しいはず。今年はこのワインを贈って、来年は母とファーム・トゥ・ボトルに参加してみたいです。

 

🍷編集Sの個人的推し
SAYS FARM
シードル

菊地:ブルターニュ地方の製法にならって造られたリンゴのお酒、シードル。仕込みが始まるのは、外気温が氷点下になる12月の終わり頃。低温状態で一次発酵が始まるため、2カ月半ほどかけてゆっくりと発酵が進みます。きめ細やかな天然ガスに仕上げるため、二次発酵も3カ月以上。穏やかな酸味の後に残る、焼き菓子のようなほろ苦さ、芳醇な香りと優しい飲み口が、幅広いシーンでお楽しみいただけます。

編集S:このシードルが造られている富山県、実は私の生まれ故郷ということもあり、すでに何度かいただいたことがあって。蔵元である SAYS FARMは、ワイナリーの隣にレストランとお宿が隣接。そのお宿に泊まった際に、食前酒として飲んだのが初めてだったなあ……なんて、個人的な思い出に浸ってしまいましたが、さっぱりとしたくせのない飲み口は、きっとどんな方も気に入るはず!

 

【ドメーヌヒデ×wa-syu
壺仕立て オレンジ 甲州 2021

菊地:元プロダイバーなど多彩な経歴を持つ新進気鋭の醸造家・渋谷英雄氏のブティックワイナリー「ドメーヌヒデ」と、日本ワインのオンラインショップ「wa-syu」がコラボレーションしたこちら。渋谷氏が京都の老舗窯元「嘉祥窯」と開発した日本初の"ワインを熟成させるための壺"で仕立てた、日本固有品種「甲州ブドウ」のオレンジワインです。海外の多くのアンフォラとは異なり、この壺は内側にロウを塗らないため、土の成分や焼き方が直接ワインに影響するのが特長。南アルプスで育った味わい深い甲州ブドウが、壺との呼吸によってより力強く変化しています。新たな発見に満ちた、日本ならではの辛口オレンジワインです。

編集S:沖縄でダイビングインストラクターとして活躍されていた際に出会った“ビオディナミ(バイオ・ダイナミック)”を取り入れ、月の満ち欠けに従ってブドウの木の剪定や、ワインの仕込みなどを行っているのもとっても興味深いです。そしてこのこっくりとした色味にびっくり。こんなに色鮮やかに、そして濃くオレンジ色が出ているワインと出会ったのは初めてです。このコラボワインができるまでの過程も面白く、今後の渋谷さんの造るワインから目が離せなくなりそうです。

お好みの1本は見つかりましたか? こうやってご紹介しているうちに、気が付けばカートにはたくさんのワインが。ストックして追熟させるのもいいけれど、私は気の置けない友人だちと、パートナーと日本ワインをとことん堪能したいと思います♡

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