楽しておいしい毎日ごはん
今日の一品
「鶏だんご、きのこ、青菜の煮もの」
副菜「にんじんのごま酢あえ」
今日の一品
「鶏だんご、きのこ、青菜の煮もの」
鶏だんごの食感は、水の量で調整可能! ギュッと詰まった食感が好きな人は水を少なめにし、 柔らかい食感が好きな人は水を多めに加えましょう。 滋味深い温かな和食で、“秋冷え”したからだを ほっと癒やし、満たしてあげてください。
材料(2〜3人分)
しめじ‥‥1パック
小松菜‥‥150g
A
鶏ひき肉‥‥200g
長ねぎのみじん切り‥‥大さじ3
しょうがのすりおろし‥‥小さじ1/2
水‥‥大さじ2
酒‥‥大さじ1
片栗粉‥‥大さじ1/2
塩‥‥小さじ1/5
B
酒、みりん‥‥各大さじ2
しょうゆ‥‥大さじ1/2
塩‥‥小さじ1/2
作り方
①野菜を切り、肉だねを作る
しめじは石づきを除き、食べやすい大きさにほぐす。小松菜は3〜4cmの長さに切り、茎と葉に分ける。ボウルにAを入れ、粘りが出るまでよく練り混ぜる。
肉だねは粘りが出るまでしっかりと混ぜることで、形が崩れにくくなる。
②肉だね、しめじを煮る
鍋に水2と1/2カップを入れて中火で熱し、煮立ったら B を加える。水でぬらしたスプーンでAを適量ずつすくい、水でぬらした手の平に当てながら丸く形を整え、落とし入れる。再度煮立ってきたら、しめじを加えてふたをし、弱火にして7〜8分煮る。
鶏ひき肉としめじから、うま味たっぷりのだしが出るので、だし汁は不要!
③小松菜を加えて煮る
2に小松菜の茎を加えて中火にし、煮立ってきたらふたをして弱火にし、少ししんなりとするまで1〜2分煮る。小松菜の葉を加え、しんなりとするまで1分ほど煮て、再度ふたをして30秒ほど煮る。
小松菜は葉と茎に分けて時間差で煮ると、それぞれの食感を生かせる。
2品目
素材ひとつの副菜「にんじんのごま酢あえ」
せん切りにすると味がしみ込みやすくなり、酸味とごまの香りが美味しくからむ! 常備菜にもオススメ。
材料
にんじん‥‥1本
A
白すりごま、酢‥‥各大さじ3
水‥‥大さじ1
しょうゆ‥‥小さじ2
砂糖‥‥大さじ1/2
作り方
①にんじんはスライサーでせん切りにする。
②ボウルにAを入れて混ぜ、1を加えて和える。
教えてくれたのは、大庭英子先生
料理研究家。手軽で美味しい家庭料理の名手。ゴッドハンドを持っているとまことしやかに言われている。近著は『家の和食はシンプルでいい』(学研プラス刊)。
cooking:EIKO OHBA / photograph:KEIICHIRO MURAGUCHI / styling:MARIKO NAKAZATO / text:HIROKO NAKADA
otonaMUSE 2021年11月号より