LIFESTYLE

フリーアナウンサー 小山瑶の
海外生活 in Germany
Epi.1 「ドイツ生活がスタート!」

フリーアナウンサーで、ドイツ・フランクフルト在住の小山瑶さんが、現地で暮らすからこそ伝えられるディープで旬な情報を教えてくれる連載がスタート! アナウンサー、ジャーナリストとしての視点を交え、ドイツの情報をいろんな角度からお伝えしていきます。第1回目は、ドイツに入国するまでをお届けします。

人生一度きり!
新婚生活を海外でスタート

人生って何があるか分からないもので、去年の春、突然今の夫の海外勤務が決まり、それをきっかけにプロポースを受け婚約しました。私の仕事が軌道に乗り始めていた時だったので何度も話し合いを重ね、夫だけ先に現地入りすることに。その間入籍を済ませ、約10ヶ月間の遠距離新婚生活を経て、ようやくフランクフルトで一緒に暮らすことになりました。 仕事柄なかなか縁のない海外でいつの日か暮らしてみたい、そんな憧れをずっと持っていました。夢で終わるんだろうと思っていましたが、まさか現実になるなんて…。 仕事は順調に進んでいたので、正直なところ夫について行くのか本当に迷いましたが、私はこの決断に後悔はしていません。夫と支え合いながら過ごす日々は毎日が新鮮で、ドイツでの新婚生活は夢のようなことばかりではありませんが、それはそれで刺激的なのかも。

ドイツと言ったらビール。手前がミニサイズで、奥が普通サイズ。高さ30㎝ほどあるグラスが当たり前で、ようやく見慣れてきました。

フランクフルトの夜景。マイン川に映る街の明かりがとても綺麗です。マンハッタンをもじって「マインハッタン」とも言われているんだとか。

コロナと緊迫するウクライナ情勢。
不安な日々とドイツ入国までの道のり

ドイツは3月中旬にコロナにおける入国制限が大幅に緩みました。予定通り安心して渡航できると思っていた矢先、ウクライナ情勢で乗るはずの飛行機が欠航。ドイツに向かうにはロシアの上空を通るため、安全を考慮してという理由によるものでした。 渡航日はもちろん延期となり、結果的に私が渡航できたのは予定日の3日後。最短で行ける日がこの日だけで、それ以降は飛行機がいつ飛ぶかも分からないという緊迫した状況でした。私が乗った飛行機はウィーンでのトランジットを含め、飛行時間は通常の+6時間、航空チケットの値段も原油高騰により高額で、普段の倍以上になっていました。

ロシア上空や黒海などの紛争地帯を避けた南回り航路で飛行。

入国後の隔離義務はありませんでした。マスクについては公共機関や医療機関などを利用する際は義務化されていますが、私が渡航する前にあったレストランへの入店規制などは撤廃されています。屋外ではマスクをしていない人がほとんどです。欧州では比較的日本よりもコロナに対して寛容な一方で、街中の至るところにワクチン接種施設や検査施設があり、設備の充実を身をもって感じています。

マスクが義務化されているところではFFP2マスクを着用。

予約いらずでPCR検査やワクチン接種ができる簡易施設。

ドイツ暮らしを始めて2週間ほどが経ちました。海外生活は驚きと発見の連続。今後もいろんな角度からドイツで感じたことをお届けしたいと思います! コロナ禍でなかなか海外に行けないご時世で、読んでくださっている方が少しでも海外旅行気分になれるような楽しいコラムにしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 Danke!

Profile
小山瑶(こやまはるか) 山形県のテレビ局で4年間アナウンサーとして勤務し、今年4月からフリーアナウンサーに転身。ドイツ・フランクフルトで勤務するパートナーに帯同。暮らしぶりをSNSで投稿している。

小山瑶さん instagram

text : HARUKA KOYAMA

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