PEOPLE

FRI.08.05
2022

「一生懸命生きちゃう自分も、
悪くないかな」梨花インタビュー

ミューズのカバーモデルとして創刊から変わらず時代を象徴する女性像を表現し続ける梨花。7年ぶりに待望の書籍を発売し現在の価値観を、心情を語ってくれました。今を生きる全てのミューズへ、エールになることを願います。

タイミングは人それぞれ

30歳になったときに「30代ってすごく楽しいよ」って、当時はブログだったかな、もう20年近く前に、言ったんです。

そしたら周りの皆や、応援してくれている方たちからも、私が「30代は楽しい」って言ったことが支えになりましたって、声をたくさんいただいたんです。

だから私がタイミングとか人それぞれですってことを伝えたいのは、私は40代がものすごく辛かったから。でも30代が辛くて40代を抜けて楽になった方もいらっしゃるし、本当に、人それぞれだと思うんです。

30
40代は順調に楽しく過ごしたけど、50歳で辛さが押し寄せる人もいるでしょう。私はお世辞にも40代は楽しかったとは言えない。でももう49歳でしょ。今はね、絶対50代は楽しい気がしているんです。

何が伝えたいかっていうと、一生トンネルってことは、ないからね。

一生懸命生きちゃう自分も、悪くないな

ストイックに一生懸命生きるのって、やっぱり疲れちゃうからもっと楽に生きたいという思いがずっと、すごくあって。いい大人だし、楽って「楽しい」って字でもあるから、これからはそう生きたいって、ずっと思っているんです。

楽しく生きられるのも才能ですよね。そういうタイプでしょう、って思われることも多いけど、実際はやると決めたら全身全霊で。意外と考え込むタイプだということを分かってくださっている、昔から応援してくれているファンの方もいらっしゃるのが救いですが、ずーっとこの思いはあって。

でも結局、今年『わたしのユリイカ』のあとがきを書いているとき、結局一生懸命生きちゃうタイプの自分も、悪くないなって思ったんです。そうやってしか、生きていけないな、って。どっちもいいんですよね、きっと。これが自分自身なんだもの。

『わたしのユリイカ』¥1,980 発行:SDP
梨花が本当に伝えたい言葉と、かけがえのない日常を切り取った写真で構成された104ページ。これまでの半生で「大切にしてきた言葉」や「自身の思想」「感じてきたこと」のありのままを、2年の歳月をかけて削ぎ落し厳選した渾身の一冊。読後に希望の光を感じる。

What I'm doing 私がしていること73こ』¥1,980 発行:SDP
美しく健康に生きていくために、梨花が普段から取り入れ、行っている73のトピックスを梨花自身の言葉で紹介。最新の梨花スタイルが凝縮した一冊と言える。専用ブックケース入り『わたしのユリイカ』『What I'm doing 私がしていること73こ』セットは¥6,160

梨花さんロングインタビュー

photograph:YUKI KUMAGAI / make-up:UDA[mekashi project] / hair:ASASHI[ota office] / styling:TOMOKO KOJIMA / model:RINKA

Pickup

Weekly ranking