「脚本には笑いました。どういう映像になるか想像できなくて」映画『NEW GROUP』主演・山田杏奈インタビュー
――もしこういう学校に通っていて、俳優の仕事をしていなかったとしたら?
山田 私だったらがんばって溶け込もうとする側ですね。孤立しないようにしてると思います。多分そのほうが楽だ、と考えるはずなので。でも、自分の気持ちとのギャップに苦しむんでしょうね。難しい……。
――それこそ若いころから大人の仕事の現場に慣れているからこそ、もっと面倒なことを目の当たりにしているのでは?
山田 面倒かどうかは別として、気遣いをしないといけない、ということはたくさんありますよね。空気を読むとか。
――まさにこの映画の違和感。
山田 そうなんですよ。空気を大事にするのはいいと思うんですけど、大事にしすぎるのはいかがなものかと思うこともあります。日本はそういう同調圧力みたいなことが美徳とされるフシがあるけど、他の国だと逆で、集団のなかでいかに突出する存在になるかが評価されるから、この作品が日本だけでなく海外の人にどう映るのか、ということを、監督がおっしゃっていましたね。
――しかも学校だとスクールカーストが。
山田 それはアメリカとかでもドラマのネタになってますよね。『Glee/グリー』とか見ていると、日本の学校社会より大変って思いますもの。

――海外作品もふくめて、ジャンルではどういったものを観るのが好きですか?
山田 サイコスリラー系ですね。最近だとヨルゴス・ランティモス監督の『ブゴニア』がすっごくよかったです。ただ、こういうジャンルは観るのは好きなんですが、演じるのは大変そう……と思ってしまいます。
――それこそ、今回はちょい役でジャパニーズホラーの大御所、清水崇監督が出演されてますけど。
山田 清水さんの『樹海村』に出演させていただいたので、今回まさか演者としてご一緒するとは思っていませんでした(笑)。
Interview & text_MASAMICHI YOSHIHIRO
Photograph_KAZUYUKI EBISAWA[MAKIURA OFFICE]
Hair & Make-up_ CHIAKI SAIO
Styling_KAORU WATANABE
ジャケット¥107,800、コルセットベルト¥34,100、スカート¥70,400(全てミスター イット)、右手リング¥94,300、左手リング¥35,800、イヤカフ¥78,300(全てトムウッド/トムウッド 青山店)、シューズ¥66,000(カチム)、ソックスはスタイリスト私物
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