「黒をベースにすることでおしゃれを楽しめてる自分がいる」スタイリスト・金子綾は黒のおしゃれを貫く！

ファッションでもメイクでも、ブレない何かがある人ってかっこいい！そんな話題がきっかけで組まれた今回の特集。自分を理解し、自分らしさを貫く―、それを体現している素敵なミューズたちに改めて取材をさせてもらいました。誰もが憧れるトレードマークは、意外にもコンプレックスがきっかけになっていたことを知ったり、自分の好きを信じることの大切さに気づかされたり……。11人目はスタイリスト・金子綾さんです。

黒をベースにすることで
おしゃれを楽しめてる自分がいる！

STATE OF MINDのコート、COUDREのスエットセットアップとピアス、KIBE AKEMI×ROPÉ PICNICのシュシュ、J＆M DAVIDSONのバッグ、ATP atelierのブーツは本人私物

黒を軸にするとおしゃれがもっと楽しくなる―。黒をテーマにした著書があり、日々更新されるインスタグラムの私服はダントツで黒が多い。無難だからという理由で選びがちな黒も、金子さんが着るとまた違った表情になり、黒という色の先入観みたいなものを払拭してくれる。「黒を着ているときに“素敵だね”って言ってもらえることが多いから、自分に似合うのかなっていうのはある。あと、占いでも黒がラッキーカラーだって言われて（笑）。キレイめにもカジュアルにも、どんなシーンでも着られるし、ベーシックで使えるからっていうのももちろんあるけど、素材の違ういろいろな黒をMIXしたコーディネートが好きなんです」

パールをきかせて品よく、女らしく♡ JIL SANDERのタートルネックトップス、MADISONBLUEのカーディガン、uncraveのパンツ、KIBE AKEMI×ROPÉ PICNICのシュシュ、COUDREのピアス、tutuannaのソックス、maison margieraのブーツは本人私物

「あと、少しだけ白を入れるっていうのも自分のルールにあって、パールを足したりすることが多いかな。ネイルをずっと白のフレンチにしている理由もそれ。どこかにヌケは欲しいんですよね、きっと。ここ何年も黒がベースになってるけど、それでおしゃれが楽しいから。基本的に好きなものはブレないので、自分の黒をアップデートしながら、変わらず黒を着続けるんだろうなって思います」