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これが最新。モデル・竹下玲奈の私服は「新しい古着と、ヴィンテージ」が欠かせない【後編】

セントジェームスの古着のボーダーカットソー、MAISON MARGIELAのスカーフの竹下玲奈さん 私服特集

セントジェームスの古着のボーダーカットソー、MAISON MARGIELAのスカーフは竹下さん私物

MAISON MARGIELAの比較的新しめシーズンのスカーフを頭に巻いて、セントジェームスの古着のボーダーカットソー。マリンスタイルの先駆者であるフランスのセントジェームスは、竹下さんも普段からよく着用している。フレンチカジュアルがとても似合う竹下さんの、らしさがあふれているコーディネート。カットソーは状態はいいけれど首や袖のところにイイ感じのほつれがあり、絶妙なグレーとアイボリー(もとは白だったのかもしれない)のボーダーが肌の質感ともとっても相性がいい。似合うものを知っている人、そんな印象を与えてくれる。

「購入をきっかけにブランドの歴史を知ったりすることもあって、セントジェームスのこのカットソーは10年以上着ているんですけど、穴とかもいっぱいあいて。買ったときはもっとキレイだったんだけど、こんな風になってきちゃった。古着で買って、しばらくはパジャマ兼用で着ていて、ボロボロになってきて今は見る人から見たらどうなのかなって思うかもしれないけど、私はこの感じが好きなんですよね」

外で着ていた服が古びてきたからパジャマにするという話はよく聞きますが、パジャマとして愛用してエイジングが進んだから外で着るという話はあまり聞きませんよね。比較的最近の柄であるスカーフと、永遠のベーシックであり自分的にヴィンテージ化してきたカットソーの組み合わせを、自分の心の中で「新しいものと古いものの組み合わせ、いいぞいいぞ」と楽しんでいる。本当に布が、服が好きな人なんだな、と痛感させられます。

 

「昔はいろんなものに興味があって、いろんな色に興味があって、過去の私服特集を見ても、自分探しを、すごくしていたのかなって思う。今回『自由に私服でコーディネートしてください』ってオトナミューズさんに言われて、おうちでいろいろ着てみたんだけど、やっぱ古着をミックスしたスタイルかなあ。最近も、街でお買い物をして帰ってきたあと、家でネットショッピングしたりしていて、自分でも『やばいぞ、私』と冷静になることがあるんですが(笑)。服、好きですね。うん、興味がぜんぜん、なくならないです。昔みたいにあれもこれも着て自分探しをするという感じじゃなくて、今は。好きなものは分かってきて、好きなものを探して、好きだから買う。それがすごく、楽しいですね」

前編はこちら竹下玲奈さんのインスタグラム

styling & model:RENA TAKESHITA
photograph:SHOHEI KANAYA hair & make-up:TOMOE NAKAYAMA

otona MUSE Y

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