【安達祐実×秋メイク①】デニムスタイルには、赤茶のリップで色香を引き出して
暑過ぎる夏が終わり、温もりが深まる秋の入り口に佇む。そんな今だからこそ纏いたいファッションと新色コスメを用いたメイクのグッドバランスを、女優・安達祐実さんが体現。新しいドラマが始まる予感に胸が高鳴るルックをご紹介します。
デニムには、赤茶のリップ
「ジュワッと滲む赤茶で叶う、カジュアルだけど色っぽい秋顔」
タンクトップ×デニムのカジュアルコーデにCELINEのテーラードジャケットをサラッと羽織ったマスキュリンなスタイルを、レッドブラウンの唇でドラマティックに。今っぽさのポイントはリップだけをアクセントにしないこと。ピンクベージュ系のグラデーションで立体感を演出し、目頭をそれとなくキラッとさせた眼差しの適度なこっくり感が、色香を引き出してくれる。
【HOW TO MAKE-UP】
じゅわりと滲む赤茶の唇が主役
目頭にきらめきをのせたシアーなグラデーションのまぶたがブラウンレッドの唇を引き立てて、カジュアルに女っぽく。
EYE:aの右上と左下を混ぜてアイホール広めに。左上を上まぶたの目頭側1/3と下まぶたの目頭側1/3のキワに。黒のマスカラを上だけに。
LIP:cを輪郭のエッジにギリギリのせるくらい少しオーバーめに塗る。何もついていないリップブラシで唇全体をなぞってふんわりぼかす。
NAIL:bをシンプルに全ての指に。
【About SKIN】
肌はごくごく薄く。
アラを隠して仕上げたセミマットに
ツヤは欲しいけど清潔感を損なってしまうテカりはいらない私たちが手にするべきは、うるおいリッチなセミマット肌に仕立ててくれるファンデーション。あれこれカバーし過ぎると、いかにも“隠している”感が漂ってしまうから、ナチュラルを作り込むのがミューズ世代のセオリー。クマやシミ、赤みなどトラブルが気になる部分だけピンポイントで攻めて、クリアに仕上げて。
【YUMI's News】
安達祐実さんがプロデュースをする
コスメブランド「Upt」が今秋デビュー
流れていく時間は誰にとっても平等。年齢を重ねることは止められないけれど、できる限りその速度を緩めることで、大人の階段を登っていく自然体の自分の肌を愛し続けることができたら……。そんな想いを込めて安達祐実さんがプロデュースしたコスメブランド、「Upt(ウプト)」が9月中旬にデビュー。化粧水、乳液、クリームの3ステップには、揺らぎがちな大人の肌を思いやりながら手応えを感じられる美容成分をたっぷり配合。精油ブレンドの香りが癒やしもプレゼント。
いかがでしたか? 次回はヌードカラーのワントーンメイクをご紹介します。お楽しみに!
model:YUMI ADACHI / photograph:YASUTOMO SAMPEI(model),ASA SATO(still) / styling:AKIKO KIZU / hair & make-up:YUKARI HAYASHI / text:RINA ISHIBASHI
otonaMUSE 2022年10月号より