「フェムテック」という言葉への認識が高まるにつれて、関連アイテムも続々と登場する2023年。今回はフェム担当の編集Ｈが、これから発売される新作を試してレポートします！

トイレ習慣で手軽にデリケートゾーンをケア

今秋デビューとなるブランド「KEIKO INFUSION（ケイコ・インフュージョン）」は、時代やテイストに左右されず、誰にとっても必要な“普遍的な美しさ”がコンセプト。プレミアムホホバオイル「KEIKO」に、加齢課題にアプローチする「エリート成分」を注入する製法がブランドの大きな特徴です。第一弾として9月15日に発売されるのがこのフェムケアミストなのですが、これが非常に画期的！ 「KEIKO」に「産道内乳酸菌エキス DL-LAB8」を注入し、乾燥しがちなデリケートゾーンを健やかな状態へと導いてくれるんだとか。毎日のトイレ週間で手軽にデリケートゾーンケアができれば、と開発されたアイテムは、トイレ後にデリケートゾーンに噴きかけて使います。リバース・スプレーだから逆さにしてもちゃんと使えました。直接噴きかけるのに抵抗があるという方は、トイレットペーパーに噴きかけて当てればOK。ナプキンに噴きかけておけばパックにもなるのです。習慣にしてしまえばこれがものすごく楽で、ズボラな私もストレスフリーでした。ポーチに入れて持ち運びしやすいサイズ感も◎。

不機嫌モードから解放してくれるサプリメント

オトナミューズのビューティ企画に欠かせないブランドの、あのポーラから新登場するのは、女性リズムを受け入れて軽やかで心地よい毎日をサポートしてくれるサプリメント。どんよりとした気分から解放されて、こころとからだ、表情まで、もっと上向きにしようというのが狙いです。サプリにはオリジナルの「アクセプターエキス」やチェストツリー、レッドクローバーなど女性に嬉しい成分をバランスよく配合。不足しがちな鉄・葉酸・イソフラボンなど栄養サポート成分もプラスし、女性サイクルに振り回されることなく、受けとめられるコンディションへと整えてくれます。

私は生理前のイライラする時期に試しましたが、確かにいつもより心穏やかに過ごせた気がします。1日2粒を目安にサプリを摂ることで、自分が今そういう時期にあることをちゃんと自覚できたのもよかったです。また、写真家の蜷川実花さんがディレクションする「M / mikaninagawa」とコラボレーションしたパッケージも印象的。我慢して頑張り過ぎていることも多い日々の中、自分を肯定し大切にするきっかけになってほしいという思いを込めて、可能性の象徴ともいうべき蝶をモチーフにしたんだそう。フェムケアプロジェクトを本格的に始動させたポーラの新商品は、今後も目が離せなさそうです。

いかがでしたか？ ますますパワーアップしていくフェム市場。いつもご機嫌に過ごせるように、自分にあったものを見つけて積極的に取り入れていきたいですね。