『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』に香港の『国宝』⁈【5月の注目映画】3選
アクション皆無だけど香港らし過ぎな傑作
『旅立ちのラストダンス』
5月8日より全国順次ロードショー
香港映画史上、歴代興収トップの記録。と聞くと、「あぁ、九龍城のあれでしょ」と思いますよね? ノンノン。じつはあれと同じ年に発表&上回る成績を記録した映画は『旅立ちのラストダンス』(ちなみに『トワイライト・ウォリアーズ/決戦! 九龍城砦』は1.1億香港ドル、本作は1.7億香港ドル)。ブライダル業界から葬儀業界に転職した男が、道教のお見送りの儀式を通して、死生観や家族などの価値観を変えていく姿を描いた感動作です。カンフーもアクションも皆無だけど、香港でしか撮れない・作れない傑作。いわば香港の“国宝”でございます。

story_ウェディングプランナーのトウサン(ダヨ・ウォン)は負債を抱え、やむなく葬儀業者に転職。利益を重視するトウサンと葬儀を取り仕切る道士・マン(マイケル・ホイ)は激しくぶつかり合うのだが……。

監督:アンセルム・チャン/出演:ダヨ・ウォン、マイケル・ホイ、ミシェル・ワイ、チュー・パクホン ほか/配給:ツイン/公開:5月8日より、TOHOシネマズ シャンテほか全国順次ロードショー
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text : Masamichi Yoshihiro
otona MUSE 2026年5月号より
WRITER
1972年、東京都新宿区生まれ。大学在学中からゲイ雑誌『バディ』編集部で勤め始める。卒業後、音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経て独立。『sweet』、『otona MUSE』(共に宝島社)で編集・執筆のほか、『an・an』(マガジンハウス)、『家の光』(家の光)、『with』(講談社)、『J:COMマガジン』(J:COM)など多くの媒体で、インタビューやレビュー記事を連載。テレビ、ラジオ、ウェブなどでも映画紹介をするほか、イベントでの解説、MCも。ゴールデングローブ賞国際投票者、日本アカデミー賞会員、日本映画ペンクラブ会員。

















