CULTURE

元彼ベンと2度目の婚約を発表!
恋多き女ジェニファー・ロペスが
ラブコメ『マリー・ミー』を語る

今月のシネマミューズは、元カレ、ベン・アフレックとの2度目の婚約がニュースになったばかりのジェニファー・ロペス。製作&主演を務めた公開中の映画『マリー・ミーについて語ってもらいました。

Jennifer Lopez 1969年7月24日、ニューヨーク生まれ。86年に俳優として、99年にアーティストとしてデビューし、どちらのキャリアも大成功。最近では元カレのベン・アフレックと復活愛を育んでいることが話題に。

ポップスターがポップスター役!?
ハマり過ぎのラブコメ

常に途切れることなく恋人や夫がいる人生を送ってきたジェニファー・ロペスは、恋愛映画が大好き。最新作『マリー・ミー』も、まさにそんな映画。 「私は『恋人たちの予感』(89)とか『キスへのプレリュード』(92)などを観て育ったの。メグ・ライアンの映画は全部好きだったわ。このジャンルで難しいのは、新鮮なものにすること。最後には2人が一緒になると観客はみんな分かっている。だから、そこまでのジャーニーが面白くないといけない。出演するかしないかを判断する上で、そこは決め手になるわね」 その“決め手”となる要素が、今作にはたくさんあった。まず、彼女が演じる主人公キャットは、大人気のポップスター。ライブのシーンもあるこの映画は音楽映画でもあり、ジェニファーは女優と歌手、両方の側面を見せることができるのだ。歌はこの映画のために書き下ろされた新曲で、ジェニファーは映画と並行してアルバムも作っている。 「私の持つ2つの世界を一緒にできたのは、とても素敵だった。映画のどこに歌を入れていくのかということについても、私はたくさん意見を言っている。キャット役を演じる上で、リサーチは不要だったわね。自分との共通点がたっぷりあるから。私は、レコーディングアーティストであるというのがどんなことか、知っているし、ブランドとコラボする経験もしている」 ファンを迎えてコンサート会場で行うウエディングの直前、やはり大人気ミュージシャンである婚約者の浮気が発覚。呆然となったキャットは、観客の中にいた見知らぬ男性(O・ウィルソン)を指名して、彼と結婚すると宣言する。グラフィック・ノベルが原作というのが納得のストーリーを、ジェニファーはとても気に入っている様子。 「有名人である自分には、普通の人みたいな恋はできないと彼女は感じていた。それが彼に会って変わるの。自分も本当の愛を得られるかもしれないと。この物語はそんな希望を与えてくれるのよ」

『マリー・ミー』

story ファンを前にした結婚式の当日、婚約者の浮気を知ったキャット(J・ロペス)。彼との結婚を中止しただけでなく、とっさに観客の中にいた男性を選んで「この人と結婚する」と宣言。一般人とセレブの恋はうまくいく?
監督:カット・コイロ/出演:ジェニファー・ロペス、オーウェン・ウィルソン、マルーマ、サラ・シルバーマン ほか/配給:東宝東和/公開:現在、TOHOシネマズ 日比谷 ほか全国ロードショー中
©︎2021 Universal Pictures

『マリー・ミー』公式

text:Yuki Saruwatari

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