スタイリスト樋口かほりが提案!
スエットを着まわす、初秋の5日間コーデ
ヌケ感があるのに、そこはかとない可愛らしさもある独特のスタイリングテクニックが魅力のミューズ世代のスタイリスト、樋口かほりさん。今回は、樋口さんが初秋に着たい「ジップスエット」を使った5日間の着まわし提案です。現場で何度「使えそう……」と言い合ったことでしょう。樋口さんのコーデ解説付きのスタイル、お楽しみください!
着まわしたアイテムはコレ!
GALLARDAGALANTEのジップスエット
DAY1
スエットの袖からフリルをちらり
カジュアルな中にも女らしさを
「スエット×柄パンツだけだとカジュアル過ぎるな、という気分のときには、こんな風にフリルブラウスをレイヤードすると、印象をがらりと変化させてくれます。程よくキレイに見えるのも、大人になるとおしゃれの大切な要素ですよね」(樋口さん)。足元はシンプルなブラックのショートブーツを合わせて。
DAY2
柔らかなニットドレスに
スエットを重ねて、リラックス
「とても肌触りのいいウールのロングドレス。上半身はタイトめで、腰から下がキレイなフレアシルエットで、ちょっとしたお出かけにも使えます。更に着崩したいときはこんな合わせ技がいい。スエットの裾もスリットが入っていて、ストンとしていて、重ねやすいんですよ」(樋口さん)
DAY3
家の中ではタンクにハーフパンツ、
急な用事はスエット&ロングドレスで!
「タンクトップのボディスーツにハーフパンツだけでは、肌寒くなってきたら、こんな重ね着をしてほしいです。正面から見ると、ロングドレスを着ているだけに見えるのも、ちょっとユニークですよね。足元はショートブーツを合わせると可愛いですよ」(樋口さん)
DAY4
チュニック丈のブラウスで
きちんと見えするリラックススタイル
「私もそうなんですけど、室内では厚着をしたくない人も多いですよね。リモートワークの日などには、こんなコーディネートがいいのかなって。ボトムは会議でも見えないので派手柄パンツ、なんていう選び方をするのも楽しそう」(樋口さん)。ランチや買い物に外に出るときには、肩に巻いたスエットを着ればOK。
DAY5
蛍光カラーのパンプスで
少年コーデに女子力をプラス!
スエット×ハーフパンツのボーイズスタイルに、ブラウスとパンプスを足すだけでぐっとフェミニンに見えるから不思議。こういうテクニック、ぜひ身に付けたいもの。「いわゆる萌え袖のブラウスは、手元の表情を華やかにしてくれるのでミューズ世代も取り入れて!」(樋口さん)
photograph:SHOHEI KANAYA(model), MAYA KAJITA[e7](still) / styling:KAORI HIGUCHI[KIND.] / hair & make-up_KYOHEI SASAMOTO[ilumini.] / model:REINA ASAMI / web edit:ANNA TOGASHI
otonaMUSE 2011年11月号より