ヌケ感があるのに、そこはかとない可愛らしさもある独特のスタイリングテクニックが魅力のミューズ世代のスタイリスト、樋口かほりさん。今回は、樋口さんが初秋に着たい「ジップスエット」を使った5日間の着まわし提案です。現場で何度「使えそう……」と言い合ったことでしょう。樋口さんのコーデ解説付きのスタイル、お楽しみください!
着まわしたアイテムはコレ!
GALLARDAGALANTEのジップスエット
ヴィンテージライクなジップのスエットは、緩めのサイズ感が可愛い。薄いグレーカラーも気分。¥18,700(ガリャルダガランテ/ガリャルダガランテ 表参道店)
DAY1
スエットの袖からフリルをちらり
カジュアルな中にも女らしさを
ブラウス¥14,300(ランバン オン ブルー/レリアン)、パンツ¥6,990(ザラ/ザラ カスタマーサービス)、手元のブルゾン¥30,800(アンクレイヴ)、ブラックショートブーツ¥31,900(ランバン オン ブルー/レリアン)
「スエット×柄パンツだけだとカジュアル過ぎるな、という気分のときには、こんな風にフリルブラウスをレイヤードすると、印象をがらりと変化させてくれます。程よくキレイに見えるのも、大人になるとおしゃれの大切な要素ですよね」(樋口さん)。足元はシンプルなブラックのショートブーツを合わせて。
DAY2
柔らかなニットドレスに
スエットを重ねて、リラックス
ドレス¥52,800(オーラリー)、バッグ¥37,400(サイモンミラー/アパルトモン 青山店)
「とても肌触りのいいウールのロングドレス。上半身はタイトめで、腰から下がキレイなフレアシルエットで、ちょっとしたお出かけにも使えます。更に着崩したいときはこんな合わせ技がいい。スエットの裾もスリットが入っていて、ストンとしていて、重ねやすいんですよ」(樋口さん)
DAY3
家の中ではタンクにハーフパンツ、
急な用事はスエット&ロングドレスで!
ロングベストドレス¥49,500(ハイク/ボウルズ)、リブボディスーツ¥9,900(トゥ/LYDIA)、ハーフパンツ¥19,250(アメリ/Ameri VINTAGE)、眼鏡¥27,500(バディオプティカル/ハウス/バディオプティカル)
「タンクトップのボディスーツにハーフパンツだけでは、肌寒くなってきたら、こんな重ね着をしてほしいです。正面から見ると、ロングドレスを着ているだけに見えるのも、ちょっとユニークですよね。足元はショートブーツを合わせると可愛いですよ」(樋口さん)
DAY4
チュニック丈のブラウスで
きちんと見えするリラックススタイル
ブラウス¥14,300(ランバン オン ブルー/レリアン)、パンツ¥6,990(ザラ/ザラ カスタマーサービス)、ピアス¥28,600(BAR JEWELLERY/GEM PROJECTOR)
「私もそうなんですけど、室内では厚着をしたくない人も多いですよね。リモートワークの日などには、こんなコーディネートがいいのかなって。ボトムは会議でも見えないので派手柄パンツ、なんていう選び方をするのも楽しそう」(樋口さん)。ランチや買い物に外に出るときには、肩に巻いたスエットを着ればOK。
DAY5
蛍光カラーのパンプスで
少年コーデに女子力をプラス!
ブラウス¥14,300(ランバン オン ブルー/レリアン)、ハーフパンツ¥19,250(アメリ/Ameri VINTAGE)、ピアス¥29,700(SYMPATHY OF SOUL -Style-/フラッパーズ)、バッグ¥13,200(ユニオンランチ/サザビーリーグ)、バッグに入れたストール¥168,300(ノラ/スティーブン アラン トーキョー)、パンプス¥6,990(ZARA/ザラ カスタマーサービス)
スエット×ハーフパンツのボーイズスタイルに、ブラウスとパンプスを足すだけでぐっとフェミニンに見えるから不思議。こういうテクニック、ぜひ身に付けたいもの。「いわゆる萌え袖のブラウスは、手元の表情を華やかにしてくれるのでミューズ世代も取り入れて!」(樋口さん)