FASHION

洒落る眼鏡選びの新常識。
肌なじみのいい「クリア」は
初心者にこそオススメ!

顔の印象を大きく左右する存在である「眼鏡」。自分に本当に似合う1本を見つけられたらきっと、「センスのいい人」に一歩近づけるはずです。そこで、眼鏡選びの達人を召喚。国内外のアイウェアブランドを展開する「EYETHINK HIROB」のコンセプターである三島正さんに、私達の思い込みを覆す、目からウロコの眼鏡選びのメソッドを教えていただきました。今回は、アイウエア初心者にこそトライしてほしいと話す「クリア」の眼鏡をご紹介します。
「EYETHINK HIROB」コンセプター・三島正さん解説。「重要なのは目や眉の形とサイジング」

【CLEAR】

「肌なじみがいいクリアは、実はアイウェアビギナーが初めにトライすべきカラー。クリアといっても透明からベージュ、ブラウン調とカラーもいろいろ。トレンドのビッグフレームやキャットアイもクリアだとヌケ感があるから、普段のコーディネートでも調和がとりやすいんです」(三島さん)

上から順に:ビッグサイズのフレームも、横幅がコンパクトな作りだから、フィット感はジャスト。サイドに施されたゴールドのロゴが上品さをプラス。¥45,980(ミュウミュウ/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、キャッチーなフロントからの見え方と相反するような、サイドの飾り芯がエレガント。角度によって印象が変えられるのは、クリアフレームだけの特権。¥9,900(オンデーズ)、目尻が少しだけ吊り上がったキャットアイタイプ。ぷっくりとしたクリアブラウンのフレームが、クセのある形も柔らかな印象にシフト。¥36,300(オリバーピープルズ/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、ブラックやブラウンを選びがちなベーシックなウェリントンタイプも、夏に向けて軽やかなクリアタイプをチョイスして。¥36,300(モスコット/モスコット トウキョウ)、どんなオケージョンにもマッチする華奢なボストンフレームは、この形ではめずらしいシャンパンカラーをチョイスして差別化を図って。¥37,400(ブラン/ライト)、「デザインし過ぎない」をコンセプトに掲げる白山眼鏡店からは、小ぶりなウェリントンタイプをチョイス。リム部分は8ミリと厚めのシェイプになっているので、普遍的な形でありながら、どこかモダンな雰囲気を纏える。¥34,100(白山眼鏡店/白山眼鏡店WALLS)

おしゃれ業界人の
クリア眼鏡を取り入れた
スタイルをチェック!

CITYSHOP ショップスタッフ・小崎理乃さん 「厚みのあるフレームで存在感がありながらも、少し黄色がかったクリアカラーは、どんなメイクや髪型にも合わせやすくお気に入り。アクセサリー感覚でもかけられるカジュアルさもポイントです」

着用ブランド:Bubby Optical

ブランドディレクター・猪鼻ちひろさん 「ついつい集めてしまう眼鏡は、私にとって昔から欠かせないファッションアイテム。最近は紫外線量によってレンズの色みが変わる調光レンズの入ったクリアフレームを愛用しています」

着用ブランド:Zoff

SeaRoomlynn PR・佐々木瑠奈さん 「普段のコーディネートとバランスのいい、肌なじみのいいベージュが今の気分。レンズにはUVカットが入っているので、普段から目を保護するアイテムとしてもかけています」

着用ブランド:SeaRoomlynn

私服コーデの詳細はこちら

EYETHINK HIROB
コンセプター・三島 正さん
初めて渡英した際に訪れたアイウェアショップに感銘を受け、イギリス人ファッションデザイナーの下でクリエイティブデザイン等の経験を積む。その後友人とアイウェアセレクトショップを立ち上げ、近年は国内外のアイウェアブランドのディレクションや、ベイクルーズ初のアイウェア専門のセレクトショップ EYETHINK HIROBのコンセプターを務める。

【SHOP INFO】
タイムレス、エイジレス、ジェンダーレスをキーワードに、その人のスタンダードになりうるアイウェアを提案するセレクトショップ。2022年春には名古屋PARCO店もオープン。シーズン問わずセレクトされたラインナップには、貴重なアーカイヴアイテムも。

「EYETHINK HIROB 新宿フラッグス店」
住所:東京都新宿区新宿3-37-1 2F TEL:03-5361-7004
「ベイクルーズストア名古屋 EYETHINK 」
住所:愛知県名古屋市中区栄3-29-1 名古屋PARCO南館 1F TEL:052-211-9316

いかがでしたか? 次回は、実はかける人のセンスが問われる玄人向け「ブラック」のおすすめアイテムと、おしゃれ業界人の眼鏡を取り入れたスタイリングをご紹介します。

photograph: SHO UEDA(still) / styling:MOMOKO SASAKI

otonaMUSE 2022年9月号より

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