FASHION

TUE.10.12
2021

スタイリスト白幡啓が
無心になれる「アレ」の自作にチャレンジ!

スタイリストでstyling/のディレクター白幡啓が独自の視点でファッションにまつわる気になる「アレ」を取り上げる好評連載。今月は「無心になるほど楽しい」というアフリカンジュエリーづくりにチャレンジ! ちなみに白幡啓さんのあだ名はおケイ先生。「アレ」とは白幡さんの口グセです。

アフリカンなアレが欲しくなって
ジュエリーを自作してみた!

「アフリカンなジュエリーが欲しいの」と急に言い出したおケイ先生。「でね、理想の感じがあって、もう作ったほうが早いんじゃないかなって」と、ビーズを連ねたまさかの自作にチャレンジ、といってもさすが先生、目指すものも材料費も規格外!

−先生、とはいえ、アフリカンジュエリーなんて、作り方分からなくないですか?

白幡啓(以下白幡)そうなの! だからね、お友だちの佐田真由美さんのジュエリーブランド、エナソルーナでず〜っと制作を担当しているユキちゃん(加藤右貴さん)に教えてもらおうと思って!

加藤右貴さん(以下加藤)と言っても、こういったものは私も制作経験がなくて‥‥、少し勉強してきました。白幡さんがお作りになりたいネックレスは、石や金属パーツを連ねた部分と、糸に通したビーズを編み込んだ部分を組み合わせる作業が必要なんです。

デザインを計算して糸に通したビーズを、こうしてかぎ針で一粒分ずつ編んでいく加藤さんの手元。「無心で編んでいくのがストレス発散になるんです‥‥」と没入する加藤さん。

さすが先生、目指すものも
材料費も規格外でした!

白幡 でね、材料も本物の石がいいから、ゆきちゃんに問屋さんに連れて行ってもらったの。こういう本格的なジュエリーのパーツって、御徒町とかにある専門店で買うんだけれど、いちげんさんはお断りなのよね。お取引のある人しか入れないのよ。いろいろ買ったんだけど、黒い石なんかはインドのお店で、金色のパーツあるでしょ、これね、石を四角く削って金色を塗装しているんだけれど、こっちのビーズ系はアフガニスタンの方のお店で買ったの。

—ずいぶん多国籍ですね‥‥。

白幡 アフリカンジュエリー、昔から好きでいくつか持っているの。色使いが素敵よね。コーディネートにきくっていうか、すごく使えるのよ。でもどれもとても高価でしょ。材料が高価なの。今回問屋に行ってみて思ったけど、市販のジュエリー買ったほうが安いくらい材料が高価よ(笑)。でもさ、アフガニスタンの方、大事なことは急に母国語で話し始めるから正直材料のことイマイチ分からなかったんだよねアハハ(笑)! 可愛いの買えたからま、いっか!

—相変わらず結果オーライですね。いいと思います。で、どういう作業をずっと続けているんですか?

白幡 私は平たくて黒い円の石のパーツをメインに、ネックレスにしたいパーツを糸に通しているのね。で、これも習っている最中なんだけれど、ビーズで模様を作りたくて、ユキちゃんが今、模様が出るように数を数えながら糸に通した白と黒のビーズを、かぎ針で編んでくれているの・

加藤 一周がビーズ8個分になるよう、筒形に編んでいくんですね。事前にデザイン画を描いて、ビーズの配列も先に割り出して糸に通しておくんです。こういうの、無心で編んでいくと楽しいんですよ‥‥(真剣)

 

朝からずっとビーズ通しを続ける先生。「ものを作るの好きだからすっごい楽しい!」と、熱中してあんまり喋ってくれません。

白幡 ホントにそれも教えて。私もやりたい。っていうかすごいよねユキちゃん。なんでもできるんだね。

加藤 なんでもはできませんよ。これは義母が編み物作家で、教えてもらったんです。

—義理のお母様までアーティスト家系なんですか!

加藤 とんでもないです。うち、実家は豆腐屋さんですから。

白幡 すごい! 好物! むしろ美味しい豆腐の作り方も教えて欲しい。でもさ、集中してずっと朝からやってるんだけど、たまらないわ、これ。夢中になる。実はターコイズの石も買ってきていて、それはもう通し終わったの。可愛くない? でき上がったものはこのオトナミューズが発売されるころには、私のインスタでお見せできるといいな。これ、まだまだ材料があるから、作ったの売ってみようかな。

パーツを連ねてほぼネックレスの形に!「黒の石の間にときどき金の石のパーツや大きな石を入れてるの。アフリカンでしょ!」。ですね。

白幡さんのInstagram

教えてくれたのは
Enasoluna
 加藤右貴さん

我らが佐田真由美さんがディレクターを務めるジュエリーブランド、エナソルーナで佐田さんの右腕としてご活躍。ご本人は裏方に徹したいタイプですが、無理を言って出てきてもらいました。ほっそい二の腕と大きな瞳で本物の石を見つけてはや、15年。

Photograph:TOMOHIRO TAKESHITA / Styling:KEI SHIRAHATALOVABLE

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