【ルーズorセミフレア】今季ミューズが選ぶべき2つの「デニム」シルエット
年齢を重ねるにつれ、体形は着実に変化するもの。似合うデニムだって当然変わってきます。私たちがいま重要視すべきは、コーデの脇役ではなく主役として機能するボリューム感。古臭くならず大人に無理なくフィットする、ルーズとセミフレアの二択で。
SILHOUETTE.1
【ルーズデニム】
適度な重さを演出できるルーズデニムは、上コンパクト×下ボリュームのバランスを意識したスタイリングが有効。ウエストは腰ばきでもジャストでもOK。着こなしのメリハリで強調されるデニムのゆるさがヌケ感をもたらし、こなれたムードに仕上がります。だらしない印象に陥りやすいルーズ×ルーズは、大人は避けたほうがよさそう。
濃紺デニムのセットアップも
上ぴた下ゆるの旬バランスで
ウォッシュ入り浅色デニムは
ビビッドな色との駆け引きが楽しい
上品クラシカルなジャケットを
色落ちデニムでカジュアルダウン
ルーズデニムの投入で
グッドガールな装いに洒落感を
SILHOUETTE.2
【セミフレアデニム】
大人の脚が一番キレイに見える形、と支持率が年々増しているフレアシルエット。なかでも、裾にかけて広がるセミフレアは、ひざ位置が高く見えて脚長効果も申し分ナシ。ただし、あくまでもボリュームは下に下に。ということで、クロップトではなくフルレングスが正解。ローファーからヒール、フラットまで、合わせる靴を選ばないのも魅力!
エフォートレスな色落ち具合が
Tシャツ×ジャケットと好相性
入荷後すぐに完売続き!?
こなれ感に定評ありのラフな一本
レイヤードもスタイリッシュに。
マザーならではの洗練シルエット
キレイめでいてユーズド感も兼備。
シャツとの合わせも品よくキマる
いかがでしたか? 次回はデニムを合わせることで気負わず攻略できる、秋冬トレンドを取り入れたコーディネートをご紹介します。
photograph:KIYOE OZAWA / styling:KASUMI KATO / hair:HORI[bNm] / make-up:AIKO ONO / model:MAYUMI SADA, SERI IWAHORI / text:NAO MANITA[BIEI]
otonaMUSE 2022年10月号より