FASHION

一見難しそうな秋冬トレンド、シアーニットとショート丈ニットはデニムを味方に!

来る秋冬シーズンの主流トレンドは、レディおよびクラシカルな薫り。ミューズ世代には少々懐かしくもあるこのテンション、どう着るのがベスト!? その答えは“デニム合わせ”でした。今回は秋冬の数あるトレンド服から、デニムを合わせることで気負わずイージーに、さらりと攻略できちゃうニットアイテムをピックアップ!
デニムで着こなす秋冬トレンド【ジャケット編】

×シアーニット
センシュアルな透け感ニットも
デニムなら気負いなく着られる

うっすら透け感のあるシアーニットは、女っぽさを中和できるデニム合わせが取り入れやすい。今季はコレクションで新鮮に映った、貞淑かつ禁欲的なタートルネックに軍配が。からだにフィットするデザインが多いので、ルーズデニムを相手役にメリハリある着こなしで。足元も、女度高めなパンプスより重めのローファーなどでトラッド寄りに。

Runway photos: 左からGIVENCHY, HERMÈS, BOTTEGA VENETA

くしゅっとした柔らかな生地感が、ビビッドカラーを優しげな印象に。濃紺デニムからサックスブルーくらいの色落ちデニムまで、意外と幅広くなじむのも◎。¥22,000(オーラリー)

カジュアルな細リブ地に、袖口と裾のフレア仕上げがフェミニンさをプラス。¥28,600(エブール/エブール GINZA SIX 店)

上のグレーニットの色違い。こちらのイエローは落ち着いたトーンゆえにデニム合わせでも大人顔。¥28,600(エブール フォー ロンハーマン/ロンハーマン)

×ショートニット
一見難しそうなショート丈は
慣れ親しんだデニムを味方に

春夏に優勢だったクロップト丈トップスの流れを汲んだ、ショート丈ニットに注目を。記事最上部でせりさん着用のセミフレアデニムのように、大人はハイウエスト合わせが安心かつグッドバランス。ニットはウエストを軽くインするか、裾広がり気味のフォルムを選んでラフさを演出するのがベストです。

Runway photos: 左からBOTTEGA VENETA, MIU MIU, LOEWE, MICHAEL MICHAEL KORS

秋口はキャミやタンクの上にサッと羽織って。ボタンを留めてトップス感覚で着こなすのも可愛いミニマルな黒カーデ。¥57,200(マディソンブルー)

チルデンニットをカットオフしたような、クラフト感が目を引く一着。レイヤードのアイデアも膨らみそう。¥49,500(アンスクリア/アマン)

ワンウォッシュくらいのブルーデニムと好相性なマスタード。オーソドックスな形はヘビロテ確実。¥24,200(エイチ ビューティ&ユース)

記事最上部の衣装クレジット MAYUMI:デニムパンツ¥18,700(マカフィー)、中に着たバンドゥブラ¥14,300(バッカ/共にトゥモローランド)、タートルネックニット¥20,900(ガリャルダガランテ/ガリャルダガランテ 表参道店)、サングラス¥56,505(ナヌーシュカ/ヒラオインク)、ブレスレット¥20,900(リビアナ コンティ/グルッポタナカ)、ベルト¥23,100※参考価格(アトリエ アンボワーズ/アマン)、ローファー¥126,500(ピエール アルディ/ピエール アルディ 東京)、SERI:デニムパンツ¥19,250(ローラス)、サングラス¥9,900(ステータス アングザエティー/共にジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)、ニット¥44,000、シャツ¥29,700(共にオム ガールズ/エイチ ビューティ&ユース)、バッグ¥165,000(トッズ/ロンハーマン)、パンプス¥31,900(トニー ビアンコ/カレンソロジー 新宿)

いかがでしたか? デニムでうまくバランスを取りながら秋冬のトレンドを攻略してみては?♡

photograph:KIYOE OZAWA(model), MAYA KAJITA[e7](still), Aflo(runway) / styling:KASUMI KATO / hair:HORI[bNm] / make-up:AIKO ONO / model:MAYUMI SADA, SERI IWAHORI / text:NAO MANITA[BIEI]

otonaMUSE 2022年10月号より

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