VネックTで甘くないパールネックレスを堪能。辻直子さんのメイクとジュエリーのバランス学
大人がTシャツを着こなす際、ジュエリーとメイクは洗練と洒落感を纏ったスタイルに不可欠な要素です。ご自身が100枚以上所有するというTシャツラバーなスタイリスト・辻直子さんに、素敵に着るためのコーディネート術を教えてもらいました。
【TASAKI】
Vネックはパールをモダンに仕上げるパートナー
パールを甘くなく、シャープに楽しみたいときに丁度いいのがVネック。「長さのあるネックレスは、Tシャツだと襟元のリブが喧嘩をしがちだから、胸元を遮るものがないVネックがピッタリなんです。ネックのラインを利用して、肌のあきにパールを添わせる。するとボタンを外してシャツを着たような雰囲気で、時代感なく着られるからオススメ。日常で楽しむパールは、粒の大きさをアイテムごとに変えたり、ちょっと奇抜なデザイン性のあるものを選ぶのがいいなと思います」(辻さん)
〈MAKE-UP POINT〉
パールのクラシカルな雰囲気に合わせて、ブラックのアイラインで囲み目を。とはいえグルッと上下を囲むのはトゥーマッチなので、下にだけペンシルでインラインを。上はマスカラをサラッと塗ってまつ毛を上向きに。リップはベージュ系のバームでひとさじのツヤをオン。
いかがでしたか? 皆様のお買い物の参考にぜひ!
photograph:TISCH[MARE Inc.](model), ASA SATO(still) styling:NAOKO TSUJI hair:KEIKO TADA[mod’s hair] make-up:NOBUKO MAEKAWA[Perle Management] model:YU HIRUKAWA cooperation:BACKGROUNDS FACTORY
素材の略号:YG=イエローゴールド、WG=ホワイトゴールド、PG=ピンクゴールド、BG=ベージュゴールド、PT=プラチナ、DIA=ダイヤモンド、SS=ステンレススティール
otona MUSE 2023年7月号より