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オトナミューズ編集部

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今話題のファッション用語「Y2K」に次ぐ、「Y3K」ってなに?

Y3Kって?

短丈のタンクトップやグリッターが振りかけられたバタフライ柄のチビT、ローライズデニムにごつめのベルト…… まるで2000年代初頭のトレンドがカムバックしたような、いわゆるY2K(Year of 2K)スタイルに注目が集まっていましたが、最近はどうやら2000年代を飛び越えた、近未来的なスタイルのY3Kというワードがストリートでホットな模様。「Y3Kとはなんぞや?」、そんな疑問をここで解説していきたいと思います。

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そもそもY2Kとは、“Year of 2K”の数略。Y3Kも同様に“Year of 3K”の数略です。そう、ざっくり言ってしまうと、3000年代のことを指しているのです。とはいっても近未来的なんて、頭にハテナマークが浮かぶ方もきっと多いですよね。分かりやすくY3Kが盛り上がっているのが、K-POPアイドルを中心とした衣装や私服。彼女たちをファッションアイコンにしているユース世代から、とくに人気を集めているのです。

「自分のもう一人の自我であるアバターに出会い、新しい世界を経験する」という世界観をコンセプトしているK-POPアイドルのaespa(エスパ)。写真とも言えるけれど、デジタルで加工されたものにも見える、現実世界との境界線が曖昧になっていくビジュアルは、Y3K最前線。

AI合成をかけたようなビジュアルに、フューチャリスティックなコスチュームは、まるでメタバースの住民のよう。ファッションはメタリックやパテント素材、スパンコールなど、光沢感のある素材を使ったものが多く見受けられます。

仮想空間でパフォーマンスする様子は、現実・実物とは思えません。

BLACKPINK(ブラックピンク)のPink VenomもがっつりVRを使用。どこまでがセットで、どこからがヴァーチャルなの?

メイクも同様。アンドロイドのような、肌に膜を1枚張ったようなパン! としたベースメイクに、AI感のあるメイク……。Y2Kのときはギラっとしたグリッターが主流でしたが、Y3Kはより近未来的な、メタリックなメイクにも注目です。

毛穴ひとつない、ふわっとした肌は、AIなの? と疑ってしまうほど。どうやら肌作りにもポイントがあるよう。

そもそもAI合成やVR技術、メタバース空間などを使用したアートワークが始まりだったものの、衣装やメイク、コレクションブランドにもその技術を応用したものが続々と出てきているのだから、その影響力は計り知れません。近未来の世界が、もはや目の前まで降りてきたようにも感じさせるY3K。最後に、Y3Kを意識したシーズンビジュアルをいくつかピックアップ。今後はどのようなフューチャリスティックなプロダクトが見れるか、要注目です!

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