狙い目はスーパーワイドや丸いシルエット。ブランドに聞いた秋の「イチオシデニム」番外編
スタイリスト川瀬さんがピックアップ! PRの皆さんとこの秋の「イチオシデニム」を考えてみた ~後編~
オトナミューズ10月号では「やっぱり、デニムでしょ?」をテーマに、我らが相棒のデニムをたっぷり特集。おなじみ&今注目したいブランドのPRの方々に「イチオシデニム」を取材させてもらいました。その中から企画を担当してくれたスタイリストの川瀬英里奈さんが、誌面に掲載したデニム以外で個人的に気になった推しデニムを前編・後編に分けてご紹介。今回は後編です!
スーパーワイドなシルエットが♡
NEEDBY heritage
MADE IN JAPANの技術や生産背景にこだわるデニムブランドNEEDBY heritage(ニードバイヘリテージ)。ワイドなシルエットのデニムを狙っているという川瀬さんは、迷わずこちらをピックアップ。今年っぽいショート丈コートとの相性もよさそうとのこと。「トレンドでもあるスーパーワイドシルエットをデニムパンツに落とし込んだのがこちらの“MAISON”。ベルト付き&大きなタックを入ることで、裾に向かって広がるデザインが特徴的です。レングスも76cmと長いので、地面すれすれにしてはく、もしくはヒールを合わせてモードにキメても。きっと旬なデニムスタイルを楽しんでもらえるのではないかと思います」(PR ADVISER・武田泰輔さん)
フレアシルエットの新作デニム
SEA
ミニマルなデザインで大人の女性にオススメしたい、というSEAでは新作デニムに一目惚れ♡ ベーシックな1本として長くはけそうと川瀬さん的に即決でした。「新作デニムは、膝から裾にかけて緩やかに広がるすっきりとしたフレアシルエット。定番デニムがベースとなっている脚のラインを美しくみせてくれる女性らしく上品な佇まいで、生地にはサラッとドライな質感の12.5ozのオープンエンドデニムを使用。見た目よりも軽いはき心地で、動きやさも保証します!」(PR・時見千鶴さん)
IÉNAでしか買えない別注デニム
KURO
日本人の瞳や髪の色である「黒」をブランド名とし、黒紫、漆黒、黒色、黒鳶などの言葉に内包された日本語の「黒」が持つ繊細さをコンセプトにコレクションを展開。日本各地の職人の技術によるモノづくりに定評があります。注目のブランドKUROの別注デニムをIÉNAで発見してきた川瀬さん。キレイめにもはけそうと絶賛。「緩やかなシルエットのデーパードデム“OPTIMA”を、今回、IÉNA用にトレンド感のあるカラー、USED感をプラスして表現してもらいました。狙ったUSED感が再現できるように特殊加工を施しつつ、汚く見えない(笑)仕上がりを意識。品もある、いい感じのデニムができました!」(IÉNA PR・長谷川真美さん)
体形カバーもできるリジッドデニム
Graphpaper
少し丸みのあるラインで、気になるパーツを上手くカバーしてくれる、と川瀬さん。PRの方に詳しく聞いてみると……「130年もの歴史を誇る米国Cone Denim社が作る13.75オンスのセルビッチデニムです。デニム生地に最も適した原綿をブレンドし、独自のノウハウで紡ぎ、濃色のピュアインディゴで染色された縦糸は鮮やかで自然なタテ落ちを表現。旧式力織機でゆっくりと織り上げることで生まれる、生地表面のザラッとした凹凸やムラがデニム本来の風合いを感じさせる魅力的な素材を使用しています。ゆったりとしたももまわりから、裾にかけて緩やかにテーパードさせたリラックスフィットで、ロゴの刻印入りのタックボタンもポイント。長くはき込むことで味わい深く、美しく色褪せていくリジッドタイプの1本です」(PR・時見千鶴さん)
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