FASHION

田波涼子さんがオトナミューズ初登場!
こずのパーソナルスタイリングで
作るリアルクローゼット

オトナミューズでも大人気のスタイリスト・安西こずえさんが、モデルの田波涼子さんのパーソナルスタイリングをずっと手掛けているらしい。そんな噂を聞きつけ、実際にどんなことをしているのか見せてもらってきました。田波さんは神レベルでイイ人だし、みんなの欲しいものが溢れているしなにこれ、超楽しい!

そもそも、パーソナル
スタイリングってなあに?

──気が付けば5~6年? 田波さん(とご主人)のパーソナルスタイリングを手掛けているという安西こずえさん。きっかけはもちろん田波さんからのリクエストらしいけど、そもそもこずさんにパーソナルスタイリングって頼めるものなの? 「もちろん。まあ、やってるの涼子だけだけど(笑)。昔から知ってるからねー。要するに似合いそうなものとかコレ着たら? ってものをお店に行って調べてお家にごっそり持って行って、その場で買えるってやつです。たまに、ブランドさんから依頼されて店頭で顧客の方に服を選んだりコーデしたりするイベントを開催したりするでしょ、それの涼ちゃんだけ版。 なんだろ、『自分だったら絶対選ばないもの』を私がすすめて、半信半疑で着てみたらすごく似合って、『これ買うー!』って喜んでるのとかって、楽しいよね。それってスタイリストって職業の説得力。私が買い物好きだから、人がウキウキ買い物してるのを見るのも好きなの。自分が儲かるわけじゃないのに(笑)。 涼ちゃんはしばらくお休みしていたけれどモデルだから当然なんでも似合うんだけど、とくに腰が高くてパンツとかすっごいキレイにはけるの。お子さんも大きくなって、ママとしてのスタイルだけじゃない服も楽しんでほしいし、今だったらジェンダーレスな服が増えてきたのに合わせてちょっとハンサムな着こなしも提案したいね。秋冬バージョンをさ、ちょっとお見せしますよ」(安西さん) ──え、い、いいんですか!
──モデルとスタイリストとして、安西さんとは長いお付き合いという田波さん。ご自身もとってもおしゃれなのに、なぜまた安西さんにパーソナルスタイリングを依頼しているんでしょ? 「いえいえ、私、すぐ迷走しちゃうんですよ。雑誌を見て『あ、これ可愛い』『こっちも可愛い!』って。出産してお仕事をお休みしていると流行にも疎くなっちゃって。もともとはカジュアル好きだったのに、子どもの学校行事でネイビーの服を着なきゃって思い過ぎて、ネイビーに憑りつかれていた時期もありました(笑)。 そんな、自分を見失っている時期に『こずこずなら間違いない!』と思ってお願いしたんです。ジル サンダーの白いバッグなんて、自分では選ばなかったと思うけど、すっごく重宝しました。 昔からこずこずが着けてる服やアクセを『どこの?』って聞いて同じの買ったりしていたので(笑)、選ぶものもコーデもすごく信頼しています。楽しいですよね、新しい服を見て『これ欲しい!』って思ったり、試着すること全てが。今はまず『表参道にお買い物に行くためのお洋服を買わなきゃ』なんですけどね」(田波さん)

「こずにすすめられてめっちゃ活躍したジルサンダーのバッグ!」(田波さん)

今回、「こずさんのパーソナルスタイリングぶりを拝見したいのですが……」と恐る恐る相談したら「もちろんどうぞ。わあ、オトナミューズに出演するの初めて。楽しみですー!」と気さくさ全開でOKしてくださった田波さん。脚、長! 肌めっちゃキレイ! 「全然。(子育てで)ずっとお休みしてましたから」と謙遜するお姿もカリスマティック!

「こず屋」開店~!
パーソナルスタイリングの様子に密着♡

仕事を忘れて買い物計画する2人

田波さんちのクローゼットを激写!

お打合わせ時チラ見させていただいたリアルクローゼット。ドレスからジュエリーまで圧巻のラインナップ! 「少し前断捨離しちゃったんです。使える服があるといいんですが……」え、これで?

これまでのパーソナルスタイリングで
購入したアイテムの一部をご紹介!

──いいものをサラッと着こなせて、今すぐそのまま表参道でもどこでも行けるじゃないですか。むしろそのぴっかぴかのお肌の秘密とか根掘り葉掘り聞きたい……という気持ちをおさえて、次回はリアルなスタイリングをお届けします!

田波涼子さん
10月8日生まれ、東京都出身。1997年よりファッション誌『JJ』(光文社)の専属モデルとしてデビュー。 数多くのファッション誌の表紙を飾る人気モデルとして活躍する一方、女優としても活動。2011年に第一子を出産、2児の母としても充実した日々を送る。

photograph:TAKAO SAKAI[aosora](model), MAYA KAJITA[e7](still) / styling:KOZUE ANZAI[COZ inc.] /
hair & make-up:NOBUYUKI SHIOZAWA[mod’s hair] / model:RYOKO TANAMI

otonaMUSE 2022年1月号より

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