「リーバイス®だけは捨ててない」モデル岩堀せりと竹下玲奈が語る40代のデニムとのベストな関係
オトナミューズにとってデニムは最重要アイテム。なかでも、デニムの創始者であるリーバイス®はすべての始まり、特別な存在です。スペシャル企画に登場したモデルの岩堀せりさんと竹下玲奈さんにとってのリーバイス®とは?
岩堀せり(以下せり) もう、鉄板って感じ(笑)。「デニムはリーバイス®をはいておけば安心」、です。古くならないから、10代のときから買ってあるものは全部、とってあります。リーバイス®だけは、捨ててない。おしりに穴が開いているものも(笑)とってあります。
―穴が開いても、お店でリペアもしてもらえますしね。
せり 穴が開いているのがいいんですよ~!
竹下玲奈(以下玲奈) うんうん、そう。
―玲奈さんにとってのリーバイス®はどうですか?
玲奈 なんでしょうね……「戦闘服」みたいな感じです。毎日着るもの。そして、制服ですね。たまに浮気もしますけれども、やっぱりここに戻ります(笑)。
―大人になるとデニム以外の服を着なくてはいけない機会も増えたり、「デニムが似合わなくなった」と感じる方もいらっしゃるようですが、おふたりはどうですか、変わらずはいていますか?
せり うん、はいてます。むしろ最近、デニムばっかりはいてるかも。確かに年齢を重ねてからだが変わってきているから、似合うかたちは変わってきているけど。とはいっても、この間また家を整理していたら、懐かしいリーバイス®のパンツが出てきて。しばらくはいてなかったけど、「あれ、こんなの持ってたっけ」ってくらい、かたちがキレイでした。何年ぶりにはいたのかもわからないくらいで。
玲奈 ……それ、欲しいなー(ぼそり)。
―先ほどおっしゃっていた「捨てない」というお話とリンクしますね。一方、玲奈さんは本当に、つねにデニムをはいていらっしゃる印象です。
玲奈 はい、好きですね。あの、「デニムを育てる」ということを教えてくれたのが、リーバイス®なんです。高校生くらいのときかなあ? ウォッシュがかかってないリジッドのデニムから、だんだんと色落ちして自分の色に染めていく、みたいなことにハマりはじめて、そこからリーバイス®のデニムのかたちだったり、年代だったりについてひとつひとつ知っていって。リーバイス®って、歴史を振り返って買えるじゃないですか。それも魅力だなと、若いころからいろいろ挑戦していました。
―今回着たもののなかで、新たな発見はありましたか?
せり デニムジャケットとパンツの上下、どちらも着心地がいいし、はきやすかったです。パンツもちょうどよくて。
玲奈 うん、着やすかった!
せり めちゃくちゃデニムが気持ちよかったんですよ。
―昔と違って、最近のデニムって進化しているからゴワゴワしませんよね。現行モデルのデニムは、はじめて着ても何年も着ていたもののようになじむようになっているそうです。
せり まさにそんな感じ。うちの娘は古着も買いますけど、お店で最新のリーバイス®もよく買うんですよ。「なに、今のリーバイス®ってそんなに可愛いの?」っていう可愛いかたちがいっぱいあって。ビックリします。
玲奈 私は腰に同布のループがついた、ワイドレッグのデニムパンツが新鮮でした。ブーツでも、靴下が見えるようにスニーカーでも、コーディネートの幅が広がるなと思って。最近こういう丈のものはなかったから楽しそうだなって思います。
―さすが、おしゃれ番長の意見……!
玲奈 いろんなかたちのデニムが着られて楽しかったです。
せり うん、楽しかった。
―楽しかったといえば、誌面でおふたりだけで撮影するのはこれが初でした。初共演、いかがでしたか?
せり 意外とね、初めてだったっていう。
玲奈 楽しかったです。
せり うん、楽しいです。他のモデルの方と組んでの撮影自体が、最近はあんまりないので新鮮でした。
―せりさんは誰かと一緒に撮影するのがお好きなんですか?
せり 組みの撮影のほうがもともと好きです。人が多いほうがいい。多ければ多いほうがいいです。
玲奈 私はひとりでたんたんとやる撮影に慣れている日々だったので新鮮でしたし、いつも追いかけている先輩と一緒に組めることはけっこう、なんて言うんだろう……ごほうび的な、「ああ、また頑張ろう」って思える撮影でした。
せり 今日は、「私たち、意外と飲まないとしゃべらないよね」ということに気づいたという。
―おふたり、プライベートでご親交はおありなんですよね?
せり 何回かありますね、結構あります。
玲奈 結構あって、酔っ払うと、せりちゃんのひざの上とかに座ってカラオケ歌ったりはできるんですけど。
―せりさんのひざの上に座って!?
せり そう。だからよそよそしかったんです、なんだか、今日(笑)。
玲奈 やっぱりね、お酒を飲むと気持ちを表現できるんですけど、今日はなかなか。(せりさんのほうを見て)……うふふ。可愛い……!
―撮影中も今も玲奈さんからせりさんへの愛がとまりませんけれど、せりさんから見て玲奈さんはどうでしたか?
せり モデルとしては素晴らしいと思います。
―モデルとして「は」ですね(笑)。
せり いえいえ、「普段と違って新鮮でした」ってことです(笑)。誌面ではよく拝見していますし、可愛いなと思っています。そして……会うと「ぶっ壊れてるな」みたいな感じ(笑)。いろんな面が、魅力的な面がたくさんある方です。
―ひざの上に乗って泥酔して歌われていたら、そのご感想はむしろ寛大なほうだと思います(笑)。玲奈さん、憧れていたというか、ずっと好きだったんですもんね、せりさんのこと。
玲奈 嬉しかったです、今日は!
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otona MUSE 2024年 11月号より
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