レイヤードするほど洒落る⁉
AFTER SHAVE CLUB
ディレクターが教える
ジュエリーの重ねづけテクニック!
もうすぐ4月! 確実に春めいた陽気も増え、気分も着こなしも軽やかになってきました。薄着になるとより楽しくなるのがジュエリー使い。SNAPでもおしゃれ上級者ほど、オリジナリティの出るジュエリーのレイヤードテクニックが上手です。そこで今回は、業界人にも愛用者が多い人気ジュエリーブランドAFTER SHAVE CLUB(アフター シェイブ クラブ)ディレクターで、NYブルックリン在住の関千絵美さんに、シンプルな着こなしも洒落見えするジュエリーのレイヤードテクニックを教えてもらおうと思います!
HELLO......
皆さん、こんにちは。関千絵美です。
私が手掛けるAFTER SHAVE CLUBは、自由に重ねたりMIXしたりすることで、その人にしか出せないオリジナリティある着け方を楽しんでいただくことを提案しているジュエリーブランドです。今回はそんなAFTER SHAVE CLUBのジュエリーを使って、普段ジュエリーのレイヤードをあまりしない方に向けて、その魅力をちょっとでも感じていただけたらいいなと思ってお話しますね。
LESSON1
ネックレスは長さ違いで2本以上してみる
デコルテをあけた服も多くなる春夏。目がいく首元にネックレスのレイヤード使いがオススメです。これは長さ選びに苦戦して苦手意識のある人がいるかもしれませんね。今季は、トレンドとして人気が復活しているチョーカーを使うと長さ問題で悩まず簡単かもしれません。
ただし、Y2Kムードの強いチョーカーだとGIRLな印象が思った以上に前に出て、大人な顔とのバランスが難しく感じる場合もあります。そんな時は、このくらい繊細さのあるチョーカー、もしくはチョーカー見えするくらい短いネックレスなら間違いなく可愛い。それだけだと、引いて全身でみたときにスタイリングにインパクトを出すにはジュエリーの存在感が軽すぎるので、ボリュームのあるロングめのネックレスを重ね着けしてみて。デコルテという顔の印象を大きく左右する空間に奥行きと立体感が出て、それが洒落見えにつながります。
→
LESSON 2
シルバーとゴールドをMIXして着ける
シルバーのモダニティも、ゴールドの華やかで女性らしい存在感も大好きな私。AFTER SHAVE CLUBのジュエリーには、両方をMIXして着けるスタイリングを楽しんでもらえるように、大抵シルバー925製とゴールドコーティングした真鍮製の両方があります。
シルバーとゴールドをMIXすると、まるで新品のお洋服にヴィンテージをプラスして着こなしたかのような、なんとも言えない深みある洒落たムードを出してくれるのです。ポイントは、イヤリングがゴールドならネックレスはシルバーとかではなく、ひとつのパーツの中でMIXすること。バングルならゴールドとシルバーを重ねたり、左右で違う色をしてみるなどがオススメ。
LESSON 3
質感の違うジュエリーを重ねると、
おしゃれ偏差値UP!
レイヤードするとき、気をつけておくと失敗しにくいポイントは「質感」。異なる質感のものを重ねるとうまくいきます。チェーンの太さ、光の反射、磨きの仕上げ方など、実はちょっとずつズレているほうがいいのです。
AFTER SHAVE CLUBのジュエリーは、オーダーをいただいてから一点一点、全て手作業で制作するのですが、やはりデザインによって絶妙に光り方や風合いが変わります。スムースに仕上げるものもあれば、あえてツルツルにし過ぎないものもある。その違いがいいんです。使い込んでいくことで変化する風合いも、またジュエリーの楽しみ方のひとつ。新品とMYヴィンテージをMIXするのもいいと思います。
LESSON 4
有機的なフォルムを取り入れてみる
レイヤードしやすいものというと、ついシンプルなジュエリーを求めてしまいがちですが、みんなと足並みを一切揃える気がない(笑)個性的なデザインを1点投入するのも、洒落見えするテクニックのひとつです。分かりやすいモチーフよりも、モダンで有機的なフォルムがいいと思います。
Profile
関千絵美(せき・ちえみ)。2015年秋冬にスタートしたスタッキングジュエリーブランドAfter Shave Club(アフター シェイブ クラブ)のファウンダー兼デザイナー。ニューヨーク・ブルックリンにあるアトリエを拠点に、独自のペースで創作活動を続けている。彼女の作るユニセックスでモダンなジュエリーは、国内外の人気セレクトショップで取り扱いあり。年に2回は日本で展示即売会なども開催。
DON'T MISS IT!
3/26(土)~3/31(木)
札幌にてオーダー会を開催
otona MUSE T