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「花やグリーンは絶やさない」CITYSHOP コンセプター・片山久美子のDIYな自宅が素敵!

「花やグリーンは絶やさないように」CITYSHOP コンセプター・片山久美子のDIYを施したヴィンテージライクな家

大好評だった部屋取材第一弾から早2年。今回もミューズ界隈のとびきりのおしゃれハウスを発掘してきましたよ! 十人十色の個性溢れる部屋模様。インテリアの参考に隅々までチェックしてくださいね。七人目はCITYSHOP コンセプター・片山久美子さんのご自宅を拝見!

「子どものためにも自然豊かな場所で暮らしたい」スタイリスト・宇藤えみの開放感たっぷりな二階建て住宅「育児を優先して家具選び」スタイリスト・小山田早織のフルリノベーションしたご自宅拝見!

Living
海外で集めた骨董やDIYで
自分好みに楽しむ

「花やグリーンは絶やさないように」CITYSHOP コンセプター・片山久美子のDIYを施したヴィンテージライクな家

TRUCKのソファでだらっとするのが、片山さんのくつろぎスタイル。「ここに吸い寄せられたかのようになって、動けなくなります」。グリーンはThe Little of Flowerやオザキフラワーパークなどでセレクト。

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片山久美子、自宅、インテリア、家具、ダイニング

テーブルは教会の扉をリメイクしたもので、松見坂のアンティークショップで購入。ウッドとアイアンの組み合わせが好きだそうで、ややメンズライクなムードにミッドセンチュリーの小物を合わせて、アクセントに。

目黒からほど近い場所にあるとは思えないほど、静かでグリーンに囲まれた片山さんのお宅。旦那さんとまだ保育園に通う娘さんとの3人暮らしで、ここには10年程前から住んでいるそう。「夫が電信柱に貼ってあった売り広告を見つけて、すぐに内見して、ほぼ即決です。運命の出会いっていう感じです(笑)」という片山さん。「建物自体が相当なヴィンテージなので、それをどう生かしていくか、というのが基本にあります。古いものは好きなのですが、あまりほっこりした空間にはしたくなくて、夫が床を貼ったり、壁を塗ったりとコツコツDIYをして今の感じに落ち着きました」。


大きな家具で目ぼしいものを見つけたときはお互い相談。必ず夫婦で納得したものを購入するそう。グリーンは旦那さんの趣味で、水やりなどのメンテナンスもやってくれるのだとか。

Kitchen

片山久美子、自宅、インテリア、家具、キッチン、収納

ヴィンテージのスプーンやフォークなどで作ってもらったランプシェード。エリクソン ビーモンのネックレスもミックスして、片山さんらしいスタイルに。

片山久美子、自宅、インテリア、キッチン、収納、食器

器好き。土っぽい力強いものと黒色の皿をミックスして使うのが片山さんの定番。器や花器は海外の蚤の市で見つけたり、国内では作家ものを扱うショップや骨董市などをのぞく。

片山久美子、自宅、インテリア、家具、キッチン

キッチンカウンターはTHE GLOBE ANTIQUEで購入。

片山久美子、自宅、インテリア、家具、キッチン、収納

キャビネットはCees BraakmanのJapanese Series。入手困難なものを友人が出産祝いに探し出してアレンジしてくれた、片山さんの宝物。

Entrance

片山久美子、自宅、インテリア、エントランス、玄関

アンディ・ウォーホル作キャンベルスープ缶を印刷したペーパードレス「Souper Dress」を額装してディスプレイ。「大昔に仕事関連で思いきって手に入れました」

「家具や花器、食器なども旅先で出会うことが多く、頑張って持ち帰ったり、船便で送ってもらったり、それぞれに思い入れがあります。バイヤーをしている職業柄なのか、店のディスプレイを考えるような感覚で、家でもついちょっとしたものの配置が気になって花瓶を動かしてみたり。家でも職場でも同じようなことをずっとやっているのかもしれませんね」

My Idea!
花やグリーンを絶やさない

片山久美子、自宅、インテリア、ディスプレイ
片山久美子、自宅、インテリア、ディスプレイ、花器
片山久美子、自宅、インテリア、ディスプレイ、花器

「お花は常に絶やさないようにしています。朽ちていく感じも好きで、枯れてもしばらくは飾っていたりも。壺の収集癖もあって、和ダンスの上の瀬戸焼の壺は多治見の骨董屋さんで一目惚れで購入しました」

片山久美子、自宅、間取り

3LDKの間取り図

片山久美子/2016年にベイクルーズグループに入社し、翌年より「CITYSHOP」コンセプターとして、ファッション部門の買い付け、オリジナル商品の企画など総合的なデレクションを手がけている。

次回は東京を離れて大阪に移住した、アーティスト・三浦大地さんのご自宅をご紹介します。お楽しみに!

photograph:KAORI IMAKIIRE / illustration:MIO YOSHIDA

otona MUSE 2023年8月号より

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