【チェックリストつき】ホルモンケアの基本は「栄養」です。30代から知っておきたい更年期講座

いずれは誰もが通る道、更年期ー実はプレ更年期も含めると、30代後半から徐々に突入し始めている？  そこでドクターに直撃！更年期の正体やミューズ世代が今から取り組んでおきたい対策をたっぷりとうかがいました。

善方裕美先生と考えた、心身ともに健やかに更年期をやり過ごすためのホルモンケア法などを編集部のレコメンドアイテムと併せてご紹介。まずは、日常生活の中に取り入れやすいものからトライしてみましょ♪

「ホルモンケアの基本中の基本となるのは、栄養バランスのとれた食事。1日3食が無理でも、少なくとも2食は、タンパク質やビタミン類もしっかりと摂るように心がけましょう。時間がないときは自炊にこだわらなくても、コンビニのお惣菜などを取り入れてもいいので、とにかく栄養補給することをルーティーンにして。また、人によっては大豆製品をたくさん摂ることがホルモンケアにつながる場合もあるので、意識的に摂ってみるのもオススメです」

人気プロテインブランドがリリースした、メロン風味のニューカマー。1本にソイ＆ミルク由来のプロテインを15g含有。さらに13種の野菜と食物繊維、ビタミンB6＆Dを配合していて、栄養バランスが気になる人にもうってつけ。

大豆パフがぎっしりのヒットアイテムから生まれた新フレーバー。カフェラテのほんのり甘い風味を楽しみながら、1本で10g以上のタンパク質チャージが叶う。

水やミルクに溶かして飲む、大豆由来のヴィーガンプロテイン。チャイのようにスパイシーで、奥深い味わいも魅力。

「エストロゲンに構造骨格が似ていて、同じような働きを期待できるのがエクオール。そもそもは大豆イソフラボンを摂取した際に腸内細菌によって作られる物質ですが、この腸内細菌を持っている日本人はふたりにひとりくらいだといわれています（若い世代は2割程度という説も！）。そこで注目したいのが、サプリメントからエクオールを摂取する方法。ゆらぎ対策として有効だと考えられます」

女性と大豆に関する長年の研究から開発されたエクオール含有食品。“ゆらぎ期”女性の健康と美をサポート。1日の目安4粒でエクオール10mg配合。

エクオールに加え、腸内のエクオール産生菌に働きかけるラクトビオン酸なども。

まずは今のコンディションを確認してみて！  ただしここで出た点数は人と比べるものではなく、あくまで自分の体調を知るためのもの。こまめにCHECKして、自身の日々のからだの変化を把握するための目安に。

0~25点

上手に更年期を過ごしています。これまでの生活態度を続けていいでしょう。

26~50点

食事、運動などに注意を払い、生活様式などにも無理をしないようにしましょう。

51~65点

医師の診察を受け、生活指導、カウンセリング、薬物療法を受けたほうがいいでしょう。

66~80点

長期間（半年以上）の計画的な治療が必要でしょう。

81~100点

各科の精密検査を受け、更年期障害のみである場合は、専門医での長期的な対応が必要でしょう。