「デニムは私のスタイルの指針」スタイリスト・新居由梨はデニムを貫く!
ファッションでもメイクでも、ブレない何かがある人ってかっこいい! そんな話題がきっかけで組まれた今回の特集。自分を理解し、自分らしさを貫く―、それを体現している素敵なミューズたちに改めて取材をさせてもらいました。誰もが憧れるトレードマークは、意外にもコンプレックスがきっかけになっていたことを知ったり、自分の好きを信じることの大切さに気づかされたり……。12人目はスタイリスト・新居由梨さんです。
デニムはカジュアルスタイルの基本中の基本
小誌でもデニムの特集が組まれるたびに名前が挙がる、業界きってのデニムラバー、新居由梨さん。今回の取材ではお気に入りのデニムと、その着こなしを披露してくれた。
「デニムは私にとって基本中の基本アイテム。なぜ好きか? うーん、日常に溶け込みすぎて、もう分かりません!(笑)」
そう話す新居さんにとって、デニムが欠かせないものになったきっかけは?
「大学生くらいのころからハイブランドの洋服を買うようになって。でも、学生にとっては非常に高価でたくさん買えるものではないから、自分のなかでルールを作ったんです。『よくはくデニムに合うものは買ってよし!』って。そのくらいからかな、デニムが私のスタイルの指針であり、ベースに戻ってくる場所、という存在になったのは。デニムを主軸にスタイルを考える方法は、きっと誰にでも当てはまるセオリーだと思いますよ」
好きが高じて自身がデザインを手掛けるブランド「ニューハウス」でもこだわりのデニムを展開している新居さん、これからもずっと、デニムは相棒として彼女の人生に寄り添うのだろう。
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いかがでしたか? 次回ラストを飾る13人目はスタイリスト・コギソマナさんが登場します。お楽しみに♡
photograph:KAORI IMAKIIRE(model), MAYA KAJITA[e7](still)
otonaMUSE 2023年2月号より