「デニムは私のスタイルの指針」スタイリスト・新居由梨はデニムを貫く!
ファッションでもメイクでも、ブレない何かがある人ってかっこいい! そんな話題がきっかけで組まれた今回の特集。自分を理解し、自分らしさを貫く―、それを体現している素敵なミューズたちに改めて取材をさせてもらいました。誰もが憧れるトレードマークは、意外にもコンプレックスがきっかけになっていたことを知ったり、自分の好きを信じることの大切さに気づかされたり……。12人目はスタイリスト・新居由梨さんです。
デニムはカジュアルスタイルの基本中の基本
CELINEのデニム、MAX MARAのコート、L.L.Beanのトートバッグ、HERMÈSのスカーフ、adidasのスニーカーは本人私物
【BLUE DENIM】左から:THE NEWHOUSE、ヴィンテージのLEVI'S、COCURATAのデニムは本人私物
小誌でもデニムの特集が組まれるたびに名前が挙がる、業界きってのデニムラバー、新居由梨さん。今回の取材ではお気に入りのデニムと、その着こなしを披露してくれた。
「デニムは私にとって基本中の基本アイテム。なぜ好きか? うーん、日常に溶け込みすぎて、もう分かりません!(笑)」
「寝ぼけていてもはいちゃう、それくらい私にとって大切なもの」THE NEWHOUSEのデニム、ファーコート、ニット、CHANELのブーツ、サングラス、Charlotte Chesnaisのピアスは本人私物
【BLACK DENIM】左から:THE NEWHOUSE、RE/DONE、YANUKのデニムは本人私物
そう話す新居さんにとって、デニムが欠かせないものになったきっかけは?
「大学生くらいのころからハイブランドの洋服を買うようになって。でも、学生にとっては非常に高価でたくさん買えるものではないから、自分のなかでルールを作ったんです。『よくはくデニムに合うものは買ってよし!』って。そのくらいからかな、デニムが私のスタイルの指針であり、ベースに戻ってくる場所、という存在になったのは。デニムを主軸にスタイルを考える方法は、きっと誰にでも当てはまるセオリーだと思いますよ」
好きが高じて自身がデザインを手掛けるブランド「ニューハウス」でもこだわりのデニムを展開している新居さん、これからもずっと、デニムは相棒として彼女の人生に寄り添うのだろう。
The Rowのデニム、THE NEWHOUSEのコートとニット、Maison Alaiaのバッグ、MANOLO BLAHNIKのブーツ、Shinzoneのベルト、PREEKのネックレスは本人私物
【DESIGN DENIM】左から:THE NEWHOUSE、B SIDES BLUE JEANS、Reformationのデニムは本人私物
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新居由梨
スタイリスト、フリーランスのファッションエディター。大手セレクトショップのPRを経て独立。ファッション誌や広告を中心に、幅広く活躍。近年ではブランドディレクションやデザインといったフィールドにも進出。
いかがでしたか? 次回ラストを飾る13人目はスタイリスト・コギソマナさんが登場します。お楽しみに♡
photograph:KAORI IMAKIIRE(model), MAYA KAJITA[e7](still)
otonaMUSE 2023年2月号より