「息子から、39年も生きてて、好きも分かんないの? って(笑)」【紗羅マリー インタビュー】
——モデル、歌手、ラジオパーソナリティ、バンド活動、ブランドディレクター、ひとつに留まらないキャリアは意識して選んできた?
私は“慣れ”がすごく苦手で。若いころからモデルをやっているから、たくさんの大御所の方たちに撮ってもらったり、メイクしてもらったり、スタイリングしてもらったりもしてきちゃったし。なんか誰と会っても緊張もしない。現場に入ったら、目をつぶっててもポージングできるけど、それもなぁなぁっていうか、緊張感がないっていうか、ヒリヒリしない。これ以上、成長する余地がないように思うことがすごく嫌だったんです。
——なんか、分かります。自分の成長の限界に対するジレンマ。
で、モデル以外で自分のできることを探したらディレクションやデザインのお仕事ができて。それをやりながら、たまにモデルの仕事をすると、あまりにも新鮮で、自分の不格好さが感じられて。その自分に対してのひりつきがすごく好きというか。あ、まだ全然いける場所があるじゃん! っていうのが分かるから、今がすごく楽しい。惰性で生きていっちゃうと楽だし、それでお金をもらっていくともっともっと変な風に楽していくと思うんだよね。それは嫌だ。

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direction & styling_MIKA NAGASAWA
hair_JUN GOTO[Republish-ota office]
make-up_YUMI ENDO[eight peace]
model_SARA MARY text_NAO MANITA
otona MUSE 2026年10月号より
EDITOR
37歳、輝く季節が始まる! ファッション、ビューティ、カルチャーや健康など大人の女性の好奇心をくすぐる情報を独自の目線で楽しくお届けします。
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