あなたを、私を「醜い」と判断するのは誰?一人二役で主演!韓国映画『顔 -かお-』パク・ジョンミンインタビュー

今年10周年を迎える『新感染 ファイナル・エクスプレス』から「地獄が呼んでいる」「寄生獣 ザ・グレイ」、大ヒット中の「ガス人間」の脚本まで――。クリーチャーが跋扈(ばっこ)する世界を中心に、人間の業(ごう)にまで踏み込んだ骨太な作品づくりで知られるヨン・サンホ監督の新作映画『顔 -かお-』が、8月28日に劇場公開を迎えます。

『顔 -かお-』
配給:ツイン
ⓒ 2025 WOWPOINT, ALL RIGHTS RESERVED.
8月28日(金)新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー
脚本/監督:ヨン・サンホ『新感染 ファイナル・エクスプレス』
出演:パク・ジョンミン『密輸1970』クォン・ヘヒョ『新感染半島 ファイナル・ステージ』
シン・ヒョンビン「賢い医師生活」イム・ソンジェ『非常宣言』ハン・ジヒョン『啓示』
2025年/韓国/韓国語/103分/シネスコ/5.1ch/原題:얼굴/字幕翻訳:朴澤蓉子/提供:ツイン、Hulu
kao-movie.com
生まれつき目が見えないハンデを乗り越えて、韓国を代表する篆刻家(てんこくか)となった父ヨンギュと、傍らで支えてきた息子ドンファン。40年前に失踪した母の遺体が山中で発見されたことから、父子の関係が揺らいでいく……。
ルッキズムにも鋭く切り込んだ本作で若き日のヨンギュ/ドンファンの1人2役を務めたのは、ヨン監督の常連俳優でもあるパク・ジョンミンさん。『それだけが、僕の世界』や『ただ悪より救いたまえ』『君と私』ほか、新たな作品に出演するたびにイメージを一新してきた彼は、自身の“顔”とどう向き合ってきたのでしょうか。作品の舞台裏と共に語っていただきました。

――パク・ジョンミンさんはヨン・サンホ監督のアニメ時代からのファンと伺いました。3作品でタッグを組まれてきて、まさに盟友といえるのではないでしょうか。
私は監督や映画人の方々とそこまで頻繁に会うタイプではありません。でも、ヨン・サンホ監督は別です。『サイコキネシス ―念力―』と「地獄が呼んでいる」でご一緒し、多くの時間を過ごさせていただきましたが、彼はいつも、いまこの時代に必要なテーマでしたり、人々が議論するべき問題提起について考えていらっしゃいます。
――『顔 -かお-』もまさに、ルッキズムの醜悪さをサスペンスに組み込んだ力作でした。
そうですね。ヨン監督は観客に面白さを届けるだけでなく、立ち止まって考えさせるものを投げかける勇気を持った方だと思います。そしてなにより、彼の現場はとても面白い。多くの人たちが楽しみながら一緒に仕事をしていますし、監督と私は笑いのツボが似ているようにも感じます。一緒にいるとずっと笑いながら仕事ができるんですよね。そこも好きな部分です。
Interview&Text_SYO
Photograph_KAZUYUKI EBISAWA[MAKIURA OFFICE]
EDITOR
37歳、輝く季節が始まる! ファッション、ビューティ、カルチャーや健康など大人の女性の好奇心をくすぐる情報を独自の目線で楽しくお届けします。









