時間も体力も限りがある。何を削る? 40歳、母になった浅見れいなが体験した、削ぎ落とす楽しさ
ときには甘えて、頼ってもいいのかもしれない。そんなふうに自分を許せるようにもなれた。
「家族といえど、人には人のキャパやペースがあって、得手不得手もあるんですよね。私の場合はせっかちなので、常に次のことを想定して、クリアしていくことにやりがいを見出しているけど、パートナーに同じものを求めてしまうのは酷になる。ならば、お互いの適性に合わせて家庭を維持していったほうがいい。改めてチームなんだと実感します。私が夫の代わりになれないのと同じく、彼は私の代わりにはなれない。お互い理解して、感謝し合えているからこそ、自分の存在意義みたいなものもすり減らず、むしろ高まっているように感じます」
※素材の略号:SS=ステンレススチール、K18=18金、WG=ホワイトゴールド、DIA=ダイヤモンド、SV=シルバー
photograph:TAKAO SAKAI[aosora] styling:CHIAKI FURUTA hair & make-up:MIFUNE model:REINA ASAMI interview:HAZUKI NAGAMINE
otona MUSE 2023年11月号より