オトナミューズ編集部員が月替わりで「マンスリーベストコスメ」を選びオススメする連載。今月は、花粉症によるメイク崩れもなんのその、自然で美しい仕上がりなのにプチプラという、神がかったマスカラを編集Iがご紹介します。

ここ数年ずっとマスカラジプシーだったんです。腫れぼったいまぶたのせいなのか、朝使用するスキンケアの影響なのか、「コレ絶対落ちないよ！」とすすめられても、必ずランチタイムには目の下が真っ黒になっているんです。さらに昨年以上の花粉の嵐が、ただでさえ崩れやすいアイメイクを容赦なく襲って……。

そんなときに出合ったのが、セザンヌの耐久カールマスカラ。幾多のベストコスメを受賞しているので噂には聞いていましたが、「どうせまた落ちるんでしょ」ぐらいにしか思っていなかったんです。しかも、パッケージにはマスカラ下地、マスカラ、トップコートの1本3役と書かれていたこともあり、「薄付きの下地ぐらいなもんだろう。今のマスカラの下地として使おっかな」ぐらいの軽い気持ちで手に取ったんです。

がしかし、その予想は大きく裏切られることに。実際に塗ってみると、根本からしっかり塗りやすく、まつ毛がグィンと上がるしグングン伸びる。しっかり長さが出るのにゴテゴテ付かず、まつ毛が美しく放射線状に広がるではないですか！ 若いころはボッテリ付くのが好きでしたが、大人になった今、長さのある上品な仕上がりが断然好み。おまけにいつもならランチタイムの化粧室で下まぶたにべっとりと付いたマスカラと格闘しなければならないのに、この日はそんな作業も皆無。さすが水、汗、涙、皮脂に強いマルチプルーフと謳うだけある！ 「どうせ落ちるんでしょ、とか言ってごめん。私コレ、下地としてはもちろん、マスカラそのものとしてめっちゃ好きかも♡」

とにかくすごいのですが、耐久カールマスカラの魅力を分かりやすくまとめると、以下の通り。

☑2mmの繊維入りでロング効果をプラス

☑透け発色のブラックが自まつ毛になじみ、自然な仕上がり

☑軽量のベースにホールド力の高い形状キープワックスを配合しカールを持続

☑根本からしっかりムラなく塗れる細めのダブルコーム

☑水・汗・涙・皮脂・湿気に強く、時間が経ってもにじみにくい処方

☑マスカラ下地、マスカラ、トップコートの1本3役

と、1本あるだけでマルチな活躍をしてくれるのであります。しかも1本¥638って、本当ですか？ と疑いたくなるような価格も嬉しい限り。

大好き過ぎて、次は発売されたばかりの新色、モーヴを狙っております。ヌケ感と存在感を同時に叶えてくれるモーヴは、春のモノトーンルックに、キレイ色コーデにと重宝しそうな予感。おしゃれもメイクも楽しくなる季節がやってきましたね。一刻も早く花粉症から解放されたいものです。