BEAUTY

美肌を目指すならB+D、肌トラブルにはA+D。今さら聞けない【ビタミン】の組み合わせを伝授

美肌を目指すならB+D、肌トラブルにはA+D。今さら聞けない【ビタミン】の組み合わせを伝授

今ふたたび脚光を浴びているのが飲んで塗っての「ビタミン美容」。そこで2人のドクターに、最新の論説を交えながら何をどうチャージすべきか語ってもらいました。ミューズ世代にこそ嬉しい効果が詰まっているのでお見逃しなく!

今回は単体で摂ってもスゴいけど、実は組み合わせてチャージするともっと効果が望めるのがビタミン総集編です! ドクターたちがリコメンドするビタミン・名チームをご紹介。肌にインナーに……せっせと取り入れて“キレイ”を磨きましょ♪

日本人の98%が【ビタミンD】不足。免疫力に欠かせない! 摂取を習慣にしたい厳選サプリ4選アンチエイジングの土台作りを担う【ビタミンB】。注目は美容界のニューアイドルB₃(ナイアシンアミド)!

そもそもですが……意外と知りませんよね!?
「ビタミン」ってどんな栄養素?

全部で13種類もあり、免疫力アップやハリ・シワ改善、美白などなど……ミューズ世代に嬉しいさまざまな美容・健康効果で知られるビタミン類。その効能以外の特性とは?


「ビタミンとは糖質・脂質・タンパク質の代謝を助ける、補酵素としての働きを持った栄養素。水に溶けやすい水溶性と油に溶けやすい脂溶性のものがあります。細胞が生き生きと働くために不可欠ですが、その多くはからだの中で合成することができません。そのため、食事やサプリメントから毎日チャージすることが必要となります。なお、化粧品にもビタミンを配合したものがたくさん出ているように、皮膚から取り入れることも可能 ! 化粧品に使われている他の成分と比べると、分子量が小さくて浸透しやすいものが多いため、早く効果を実感しやすいのが特徴です。ただし、ビタミン美容の基本はコスメよりもまず、しっかり食べ物やサプリメントからチャージして、常に血中濃度が下がらないようにしておくこと。からだの中に十分な量のビタミンがなければ、肌に塗っても内臓のために優先的に使われてしまって、美肌効果まで手が回らないのです」(亀山先生)。


「ビタミンは多種多様ですが、決して何かだけを重点的に摂ればいいわけではありません。また、後述するように、併せて摂ったほうがいいものを把握することも大切です」(斎藤先生)

NEXT PAGE

illust:AKIKO HIRAMATSU / text:CHIHIRO HORIE

otona MUSE 2023年10月号より

SHARE

  • x
  • facebook
  • はてなブックマーク
  • LINE

Pickup

Weekly ranking

VIEW MORE