「寝るときに着ているのはCHANELのN°5だけ」。そう答えたのは永遠のミューズであり憧れの女優、マリリン・モンロー。彼女が愛用した香りを纏ってみたい。そんな気持ちでCHANELの香水を手にとった人も多いはず。 そうかと思えば、近頃リフレッシュや癒しのアイテムとして手に取ることが増えたのは、自然由来の精油の香りで気持ちを鎮めてくれるキャンドルやスキンケアグッズ。 どちらも同じ香りの力。なりたい自分を想像するとき、行き詰ったマインドをリフレッシュしたいとき、シーンに応じて必要な場面で力を与えてくれる。そんな自分の味方になってくれる香り、ひとつやふたつ持っておくべきじゃない？ とはいえ、何を選ぶべきなのか難しいのが香りのアイテム。ならば気になるあの人に聞いてみよう。そこで今回は、新たな香りとの出会いを求めて、美容コラムニストの福本敦子さんのお気に入りを、日常のシーンにあわせて３つ紹介していただきました。

「濃密な花の香りと煙草の煙を融合したという、ふんわり甘味のある華やかな香りで気分を上げるきっかけに愛用しています。赤いボトルのパッケージも女度をぐっと上げてくれそうでお気に入り。THOUSAND COLOURSは、惜しくも終了したフレグランスブランドTOBALIのDNAを引き継ぎ、精油の力に着目し、THE PUBLIC ORGANICを生み出した会社から昨年11月に誕生した新ブランド。精油と合成香料、それぞれの個性を生かした香調のラインナップから好みのバランスにきっと出会えるはず」(福本さん、以下同)

「浄化効果を感じるペパーミントがすっきりさせる頭皮用スプレー。暑い時にはボディスプレーにしたり、マスクに吹きかけてもスーッとするので長時間の使用で蒸れが気になったときにもおすすめ。ちょっとしたお掃除にも使っています。ローズウォーター、植物由来のアルコール、ペパーミントオイル、ローズマリーエキスのみで作られたシンプルな原料でどこに使っても安心。クールな使用感とさっぱりとした香りがクセになるマルチなアイテム」

「心に余裕が出るようなリラックスするブレンド。髪を洗うという日常のシーンの中でセルフケアの時間を作れます。忙しいときにこそ日々のルーティンに気持ちを落ち着かせてくれるアイテムを組み込みたいもの。スーパーシャイニーシリーズは、THE PUBLIC ORGANICで人気のヘアケアから誕生する新シリーズ。ブランド史上最高峰のまとまりを実現したという洗いあがりにも注目です。しっとり滑らかな使用感でナチュラル系シャンプーが初めての人にも使ってほしい！」

コロナ禍でなかなか外へ出かけることが難しかったり、リフレッシュが思うようにできないからこそ、自分のマインドは自分でコントロールする術を身につけたい。そんなときに助けてくれるのは“香り”かもしれません。是非参考にしてみてくださいね！