日本国内でサウナ熱が高まっている今、実は女性向けの個室サウナが少ないってご存じでしたか？ 2021年には“ととのう”が流行語になったほど人気の高いサウナですが、探してみると意外と男性専用だったり、ちょっと離れた場所にあったりと、ハードルが高いものと感じている方も多いのではないでしょうか。

そんななか、サウナを通したウェルビーイングを女性のライフスタイルに取り入れられるように、と誕生したのが、完全個室の「Sauna Therapy」。「香るサウナ。調和する私。」をコンセプトに掲げ、本場フィンランドのikiストーブと共にセルフロウリュを楽しむことができる、日本初の女性専用個室サウナ。悩みの種だった立地も、表参道駅から歩いて徒歩5分以内に位置しているので、仕事の合間に行くのもあり? と思ってしまうほど。 まるでご褒美のようなリラックスできるこの空間は、ご自身もサウナ好きと公言されている、アナウンサーやモデルとして活躍する笹川友里さんがクリエイティブディレクションに関わっているそう。そんな気になりすぎるSauna Therapyに、一足先にお邪魔させていただきました♡

入店してすぐ、モダンなインテリアと香りに満たされた空間にうっとり。レバノンの石鹸ブランド「サンチュール・ドリアン」の10種類の石鹸の香りが、月替わりで展開されるそう。校了前のせわしない気持ちでおじゃましたのですが、脳からダイレクトに入ってくる香りは、本当に癒し効果があるのだなと実感しました。

お話を伺ったスペースに鎮座していたフィンランドのiki社製のストーブは、普段見かけるようなものより人一倍高さがあり、その分積み上げられている石も多いので、パワフルな熱が生まれるのだそう。 そんなストーブを使用したサウナでは、その日の気分に合わせたエッセンシャルオイルを使ったセルフロウリュが楽しめます。香りは、マインドフルネスの講師やアロマテラピストとして活躍されている松尾祥子先生が監修し、“草原”、“女性性”、“内なる平和”を表現。 熱さが届いた後にアロマが空間に広がり、汗をかきながら満たされていく感覚に。 さらにサウナ入り口の横にあるベンチには、スピーカー付きのランプとサウナハットが。ほの暗い空間で瞑想したり、3人まで入室できるので友人と音楽を聴きながらリフレッシュしたり、楽しみ方は千差万別です。

そして、サウナに欠かせない水風呂は、サウナの真正面に位置しているので、コンパクトながら圧迫感を感じさせない空間づくりがとっても素敵。 約80年間表参道で守られてきた井戸から汲み上げられたという貴重な天然水は、この土地に決めた際にたまたま井戸があったから使用できたのだそう。なんだか運命のような巡り合わせにも驚き！

アメニティには、ブランド創設当初からエシカルな取り組みを続けているSHIROの、小さな傷や印字のズレで店頭に並べることのできない製品を使用。さらに自然素材にこだわったレバノンの石鹸ブランド「サンチュール・ドリアン」のヴィーガンソープに、IKEUCHI ORGANICの触り心地抜群のタオルも用意され、日々頑張る自分を隅から隅まで労わってくれているよう。

そしてロウリュ用としてブレンドされている3つのエッセンシャルオイルは、なんと「サンチュール・ドリアン」の石鹸をベースにした香り。全て深いグリーンのような香りをベースにしているのですが、なかでも私編集Ｓが好きだったのが、“女性性”という香り。アラビアのジャスミンの香りをベースに、キュートさや色気、知性や自由、自律のしなやかさと自立の強さなど、一言では語りきれない多彩な魅力が詰まった香りです。

香りに満たされ、リフレッシュした後にもお楽しみが。実は隣接する「パンとエスプレッソと」とコラボした、無農薬のみかんジュースとみかん酢を使った「サウナとパンとエスプレッソと」が発売されるそう。みかん酢の絶妙な酸っぱさが、汗をかいた身体に優しく染み込み、サウナ上がりにぴったりの1杯でした。 Sauna Therapyでは会員制のサブスクリプション価格を設定していますが、3/10～3/31の間は、お試し期間として会員登録後、1回￥5,500で利用することができるお得なキャンペーンも開催中。駅からも近いのでサウナ冷めすることもなく、フレッシュなドリンクを抱えて歩く帰り道。自分を労わることを忘れない2022年にぴったりのSauna Therapy、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか？ Sauna Therapy 東京都渋谷区神宮前3-4-7 エルム青山2階 営業時間：10:00〜22:00（1回80分） tel：03-6555-3714