ボーイ・ミーツ・ガールものが好きなら絶対ハマる映画『3ミリの恋』ほか【11月の本と映画】3選

映画ライター・ムービージャーナリストのよしひろまさみちさんが、今月もマストな映画ニュースをモリモリお届けしますよ〜。
女性になるって大変なの
『となりのとらんす少女ちゃん』
11月7日より全国順次ロードショー
トランスジェンダー当事者による同名コミック原作の実写映画化となる『となりのとらんす少女ちゃん』。大人になってから性別適合手術を受けた女性が、性別違和に気づいた中学生の自分に言えることは何? というタラレバを、タイムスリップ&ホームコメディで描いた軽妙な一作です。大阪の下町を舞台にしていることもあり、ともすると重く深刻化するテーマも、コントですか? というほどの知的ユーモアで笑わせてくれるのが、本作のすごいところ。共に関西出身のトランスジェンダーでもある『ブルーボーイ事件』で主演を務めた中川未悠さん、これが初の母親役となるはるな愛さんの「当事者の声」にも注目です。



story_母と暮らす中学生のユウタ(髙橋蒼太)のもとに、ユウカ(中川未悠)という女性が現れる。じつはユウカは10年後からやってきたユウタ自身。しかも、苦労を重ねて女性に性別移行したことから、中学生のユウタにさまざまなアドバイスを試みるのだが……。

監督・脚本:東海林毅/原作:とら少/出演:中川未悠、髙橋蒼太、竹内大騎、はるな愛 ほか/配給:ミカタ・エンタテインメント/公開:11月7日より、新宿K'sシネマほか全国順次ロードショー
© 2026 みのむしフィルム
text : Masamichi Yoshihiro
otona MUSE 2026年12月号より
WRITER
1972年、東京都新宿区生まれ。大学在学中からゲイ雑誌『バディ』編集部で勤め始める。卒業後、音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経て独立。『sweet』、『otona MUSE』(共に宝島社)で編集・執筆のほか、『an・an』(マガジンハウス)、『家の光』(家の光)、『with』(講談社)、『J:COMマガジン』(J:COM)など多くの媒体で、インタビューやレビュー記事を連載。テレビ、ラジオ、ウェブなどでも映画紹介をするほか、イベントでの解説、MCも。ゴールデングローブ賞国際投票者、日本アカデミー賞会員、日本映画ペンクラブ会員。
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