おしゃれな人のこだわりデニム拝見！ 長尾悦美さんは【ヴィンテージデニム】が欠かせない
やっぱり知りたいのは、お洒落なミューズたちのリアルなスタイル。そこでここでは、デニムを愛するファッショニスタの注目アイテムから、憧れの海外セレブに学ぶエターナルな着こなし術、トレンドの宝庫であるストリートスナップまで、参考にしたいアイデアをたっぷりお届け。一人目はフリーランス クリエイティブ ディレクター・長尾悦美さん。
フリーランス クリエイティブ ディレクター
長尾悦美
「私のワードローブに欠かせない
ヴィンテージデニム」
「クローゼットのなかで最も多くの割合を占めるデニムは、私にとって欠かせない存在。現行で発売されている素敵なものもたくさんありますが、ヴィンテージはマイサイズを見つける楽しみに加え、同じものがひとつとしてない、一点物というところに価値を感じます」（長尾さん）
【THE 50s】
Levi’s®のペインターパンツ
「そもそも50年代のものでウィメンズサイズを見つけることが困難なのですが、先日のNYへの出張でたまたま自分に合うサイズを見つけて即買。オンス（生地の厚み）やペイントの感じも絶妙で気に入っています」
50年代のリーバイスのペインターパンツ、Equipmentのシャツ、JIL SANDERのシューズ、頭に巻いたHERMÈSのスカーフ、R.ALAGANのピアスとバングル、FUMIKA_UCHIDAのバングル、その他ヴィンテージのジュエリーは本人私物
【MID-50s】
Levi’s®のセカンドジャケット
【THE 80s】
Levi’s®の501
「セカンドジャケットはリーバイスが1930年代から発売し始めたジージャンを、形を変えて1950年代に発売したものの総称。色落ちも少なく、ここまでよい状態で残っていて、かつマイサイズを見つけられたのは本当にラッキーでした」
50年代中期のリーバイスのセカンドジャケット、80年代のリーバイスのデニム、ヴィンテージのプリントTシャツ、NYのドラッグストアで購入したターバン、JIL SANDERのシューズ、YOSHIMI NAGAO by STYLE&EDIT × CITYSHOPのサングラスは本人私物、ジュエリーは全て上と同じ
バックプリントにもデニムジャケットが♡
【THE 80s】
KATHARINE HAMNETTの
デザインデニム
「日本でリブランディングするという話を聞いたタイミングで出会った、キャサリン ハムネットの80年代のデニムは、デザイン性が高く、スタイリングのアクセントになる1本」
80年代のキャサリン ハムネットのデザインデニム、70年代のヴィンテージブラウス、Parabootのサンダル、OLIVER PEOPLES + Khaiteのサングラスは全て本人私物、ジュエリーは全て上と同じ
OTHER COLLECTION
左から順に：Foremostのボーイズのファーストデニムベスト、20歳のころからリペアやアートワークを加えて愛用しているLevi’s®のヴィンテージ501、マイスタイルの永遠の定番LEEのヴィンテージオーバーオール、色落ち感が気に入っているLevi’s®のヴィンテージブラックデニムは本人私物
フリーランス クリエイティブ ディレクター
長尾悦美／髙島屋のセレクトショップ「STYLE&EDIT」ウィメンズファッションのディレクター就任後、他社セレクトショップのコンセプター兼任や、ブランドコラボなども行い、現在はフリーランスとして活動の幅を広げる。
次回は、AP STUDIO バイヤー・大室有生さんのデニムスタイルをご紹介します。お楽しみに！
photograph : KAORI IMAKIIRE(model), MAYA KAJITA[e7](still)
otona MUSE 2023年10月号より
SHARE
