「グレー」って何色あるの!? 濃淡の違いを生かした流行カラーの着こなしをマスターしよう
今季ランウェイでも目立っていたカラーのなかでもミューズが特に注目するのは、グレーと赤! 一見かっちりとした印象のあるグレーは、柔らかなニットの質感や濃淡を重ねて楽しんで。一方、まとうだけで華やぐ赤も積極的に取り入れたい! 今季はぜひ、クローゼットにグレーと赤をプラスして。
▶︎ KEY OF GRAY STYLE 05
異素材MIXで
スタイリングに立体感を
“濃淡をつける”
淡く繊細なグレーや青みを帯びたグレー、黒に限りなく近い深いグレーと、トーンの広さがグレーの面白いところ。濃淡を生かして奥行きのある着こなしを。
ラフなスエットにパリッとした柄シャツ、滑らかなシルエットのスカートに透け感のあるチュール。オールグレーのコーディネートも、異なる素材を取り入れることで自然と濃淡がつき、立体感のある着こなしに。さらに異なるテイストをMIXすれば、グレーしか使用していないとは思えないほど変化に富んだスタイルが実現。
▶︎ KEY OF GRAY STYLE 06
グラデーションを作って
スタイリングをバランスUP
濃淡をつける際、上から下にかけて濃く、または薄くと、グラデーションにして組み合わせると自然とすっきり。下半身が気になるという人は、玲奈のように上から下に濃くグラデーションを作るとスタイルアップして見える効果も。ひと言に濃淡をつけるといっても、トーンの流れを意識するだけで全体の印象がグッと変わります。
▶︎ KEY OF GRAY STYLE 07
セットアップのインナーも
あえて同トーンで揃える
テーラードジャケット×スラックスも秋冬スタイルに欠かせないキーアイテム。グレーのセットアップのインナーには、ついホワイトやブラックを合わせがちだけど、今季はセットアップと同じグレートーンにするのが洒落見えのコツ。足元に軽い色を差してヌケ感を出したり、ジュエリーでアクセントをプラスして。
photograph:MASAKI MIYASHITA[hannah](model), MAYA KAJITA[e7](still) / styling:AIKA FUKUSHIMA[LOVABLE] / hair & make-up:TOMOE NAKAYAMA / model:RENA TAKESHITA
otona MUSE 2023年11月号より