黒=地味色は間違い。素材のレイヤードでモノトーンでもハデに洒落ます!
![黒=地味色は間違い。素材のレイヤードでモノトーンでも派手に洒落ます! 佐藤栞里](https://otonamuse.jp/wp/wp-content/uploads/2023/12/DMA-23-10-25_0199-960x1200.jpg)
さらりとオトナな感じも好きだし、メンズライクも古着も好き。それらをバランスよく融合させたスタイリスト・樋口かほりさんのスタイルは、親しみやすいラフさを備えつつも感度の高さを感じさせます。そんな彼女が「少しあきてきた秋冬の着こなしに“冒険や遊び心”を加えたいときの心強い味方」と話す、黒の頼もしさとは。
▶︎ Black × Monotone
黒=地味色は間違い。
モノトーンでこんなに洒落るのがその証し
![黒=地味色は間違い。素材のレイヤードでモノトーンでも派手に洒落ます! 佐藤栞里](https://otonamuse.jp/wp/wp-content/uploads/2023/12/DMA-23-10-25_0199-960x1200.jpg)
肩に掛けたコート¥154,000(エイトン/エイトン青山)、ジャケット¥59,400、サスペンダー付きパンツ¥29,700(共にエイチ ビューティー&ユース)、ニット¥31,900(オーラリー)、ソックス¥3,520(ベースレンジ/スティーブン アラン シンジュク)、ローファー※メンズ¥25,000(コス/COS 青山店)
異素材コントラストで魅せる、黒の奥深さ
「上質ウールのジャケット×サスペンダー付きパンツに、コットンリブのハイネックニットで素材感のメリハリを強調。さらに温かみのあるフリースアウターを重ねて、オールブラックながらも奥行きのある見え方に。白に見せかけて淡いピンクを忍ばせたソックスにもご注目を」(樋口さん)
スタイリスト・樋口かほり
自身の私服同様、スタイリングも一見カジュアル。それでいて、媚びや気取りを感じさせずに女らしさと旬をブレンドする、自然体な着こなしテクニックが持ち味。
次回は樋口さん流ブラック×グレーの最旬スタイルをご紹介します。お楽しみに!
photograph:SHOHEI KANAYA / styling:KAORI HIGUCHI[KIND] / hair & make-up:MAIKO INOMATA[TRON] / model:SHIORI SATO
/ text:NAO MANITA[LIKECOME]
otona MUSE 2024年1月号より