新米編集Oのおやつ買い出し日記
vol.6

粒餡＆クリームの定番にはじまり、烏龍＆杏仁、抹茶＆レモン、苺＆ピンクペッパー、葡萄＆ラム、胡麻＆マンゴー。食べたことはないけど全部美味しそう。そんな組み合わせが並ぶのは、300年以上続く老舗和菓子屋「大徳屋長久」の16代当主が作る新ブランド「ItWokashi」によるクリーム大福のフレーバー。現代的で洗練された味がすでに巷ではじわじわと注目の的で、2022年はさらにくるのではないか、と勝手にネクストブレイクを予想しているお菓子屋さんです。新しく自由な発想から生まれた味は、全制覇したくなるほど!

私は掛け合わせの斬新さで楽しませてくれるお菓子の世界がとても好きです。知っている食材や味をどう合わせるのかの競い合い。そこで生まれる未知なる美味しさの先端を職人さんたちが追い求める世界。小さいころ、ファミレスでドリンクバーを混ぜるのは怒られたけど、この世界なら認められる。結局お菓子はなんでもありなんだと思ってます。かといって難しすぎると分からないという面倒な素人なので、挑戦的なのに心をそそられる、その絶妙な塩梅をつい求めてしまうんです。

ItWokashiさんは、和×洋のクリーム大福でフレーバーの掛け合わせもドキッとするほど秀逸。ベストなバランスが個人的に大ヒットでした。

個人的なネクストブレイク予想で2021年は締めくくり。王道でシンプルなおやつもいいけれど、新しい挑戦で楽しませてくれるのもお菓子の世界の醍醐味。今年も沢山のワクワクをありがとう。2022年もよろしくお願い致します。よいお年を！