みんな大好き【パリパリ春巻き】おうちで作れる、町中華の美味しさの秘密は?
定番の美味しさを家で堪能できる【絶品!町中華】vol.6
パラパラのチャーハン、野菜がシャッキシャキのホイコーロー、とろ~っとしたあんがたっぷりかかった天津飯に五目焼きそば……。食欲を刺激してやまない、王道のラインナップを自宅で作ってみませんか。素朴な町の中華屋さんの美味しさをそのまま楽しめるメニューは、必見!
〈町中華とは〉
安価でおいしい、ボリュームたっぷりの中華が食べられる、大衆的な「中華食堂」のこと。本格的な中国料理とは違い、どこの町にでもある、一人でさくっと入って食べられるような、気軽で親近感に溢れた魅力が近年注目を集めている。中華料理以外にも、カレーライスやオムライスなどのメニューが食べられるお店もあり、お店ごとに異なるメニューが味わえることも、楽しみのひとつ。昭和の時代に創業した古き良き懐かしさも感じられ、多くの人から愛されている。
「春巻き」
皮の中には、春雨やしいたけ、豚肉のうま味が凝縮!ぜひ揚げたてのパリパリ感を味わって。
材料(10本分)
春巻きの皮…10枚
豚もも薄切り肉…100g
しいたけ…4枚
たけのこの水煮…100g
ねぎ…1/2本(40g)
もやし…大1/2袋(120g)
春雨(乾燥)…30g
サラダ油…大さじ1
揚げ油…適量
酢、しょうゆ、練りがらし…各適量
A
酒、片栗粉…各小さじ1/2
塩…少々
B
水…1/4カップ(50㎖)
しょうゆ、オイスターソース、酒、砂糖、 片栗粉…各大さじ1
塩…小さじ1/2
こしょう…少々
C
小麦粉…大さじ1
水…大さじ1/2
作り方
① 豚肉は細切りにし、Aをもみ込む。しいたけは石づきを除いて薄切りにし、たけのこは細切りにする。ねぎは縦半分に切り、斜め薄切りにする。鍋に湯を沸かし、春雨を袋の表示通りにゆでて水けをきり、ざく切りにする。
② フライパンにサラダ油を中火で熱し、豚肉を入れて炒める。肉の色が変わったらしいたけ、たけのこ、ねぎ、もやしを加え、しんなりとするまで炒める。春雨を加えてさっと炒め、混ぜ合わせたBを加えてとろみをつける。バットに取り出し、広げて冷ます。
③ 春巻きの皮1枚を角が手前にくるように広げ、②の1/10量を細長くのせる。手前からひと巻きし、両端を内側に折りたたんでさらにひと巻きし、皮のフチに混ぜ合わせたCをぬってくるくると巻き、巻き終わりをくっつける。残りも同様に作る。
④ フライパンに揚げ油を2㎝の深さまで入れ、170度に熱する。③を入れ、ときどき上下を返しながらきつね色になるまで6〜7分揚げて油をきる。器に盛り、酢、しょうゆ、練りがらしを添える。
cooking_ETSUKO ICHISE photograph_TAKESHI NOGUCHI styling text_HIROKO NAKADA
otona MUSE 2019年5月号より