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渋佐 和佳奈

渋佐 和佳奈

日本のおにぎりをアメリカで広めたい! シカゴで「Onigiri KORORIN」を開業した日本人のストーリー

アメリカでビジネスをすることの難しさとやりがい
Onigiri KORORINの展望

勝山さんにアメリカでビジネスをすることに対しての率直な気持ちを伺うと、「アメリカは新しいことに対して友好的で応援してくれるのでやりやすかった。ただ注意すべき点は、助けを待っているだけでは何もしてくれないということ。自分から主体的に動かないとだめだが、動けば動くだけミラクルが起きる」と答えてくれました。柔らかい口調で話す勝山さんでしたが、そこには経営者として異国の地で苦悩しながらも、自ら動き、日々学び、周囲の協力を得ながら歩み続けた4年間の重みを感じました。

勝山さんとキッチンメンバーのお2人。もともとおにぎりを知らなかった2人ですが、レクチャーをして今ではおにぎりが大好きとのこと。それぞれの価値観を尊重しながらつねに話し合いを重ねることで、チームワークはばっちり!

最後に、「Onigiri KORORINが目指す未来」とは? 「夢は、おにぎりを通して日本食の素晴らしさをアメリカ全土に発信すること。日本人の少なさや原材料へのアクセスなどシカゴは厳しい環境ですが、まずはここで成功モデルを作ってから全米に拡大していきたい」と、先を見据える勝山さん。アメリカ各地でOnigiri KORORINを目にする日が楽しみでなりません!!

「つねに挑戦して、ワクワクすることを追求していきたい!」と語る勝山さん。今後、新商品の開発や、お客さんと直接繋がれる場を作りたいと話してくれました。

勝山さん(右)と、共同創業者のクリスティーナさん(左)。

KORORIN InstagramOnigiri KORORIN HP

text : WAKANA SHIBUSA

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渋佐 和佳奈

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渋佐 和佳奈(しぶさ わかな)/宮城県のテレビ局で3年半、WOWOWで5年間アナウンサーとして勤務し、2022年4月からアメリカ・シカゴでの生活をスタート。長年スポーツに携わり、シカゴでもメジャーリーグ・シカゴカブスのリポートを経験するなど、現在もフリーアナウンサーとして活動中。SNSでは趣味のスポーツ観戦や暮らしぶりを投稿している。

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