ご褒美すべてが叶う、奥日光のラグジュアリーステイ【ザ・リッツ・カールトン日光】試泊レポ
大人が求めるすべての「ご褒美」が叶う宿があると聞き、頑張ったカラダと心を癒やしに取材へ! 大人だからこそ訪れたいとっておきのホテルの魅力を、弾丸トラベライター・門司紀子がレポートします。
日光ではなく「奥日光」という立地がスペシャル!

ザ・リッツ・カールトン日光のエントランス。大人の隠れ家感が漂う。

エントランスには男体山をモチーフにしたアートなオブジェが。

開放感にあふれ、光が降り注ぎ〝いい気〟が流れているロビーラウンジ。
日光と聞くと「見ざる聞かざる言わざる」の日光東照宮のイメージが強いかもしれませんが、今回訪れたのは日光の中心地からいろは坂を上り、さらに自然にあふれる立地の「奥日光」。
奥日光には古くから山岳信仰の聖地とされてきた男体山をはじめ、中禅寺湖や戦場ヶ原などがあり、四季折々の自然に囲まれながらゆったりとした時間が過ごせるのが魅力なんです。実は奥日光は、明治時代から避暑地としてヨーロッパの大使館や外国人向けの別荘が建てられ、日本人よりもむしろ海外の方たちの間で人気を博してきたという隠れ家的デスティネーション。
1894年に建てられ、上流階級の方たちの社交の場として歴史を刻んできた「日光レークサイドホテル」の跡地に、2020年7月にオープンしたのが「ザ・リッツ・カールトン日光」です。コロナ禍のオープンから6年、ジワジワと人気が高まっているホテルの魅力を余すところなくレポートしていきます!

今回はメルセデス・ベンツ電気自動車の試乗をしながら現地へ。
奥日光にあるザ・リッツ・カールトン日光へのアクセスですが、公共交通機関を利用する場合は、日光まで電車で行き、路線バスに乗り換えて約40分(またはタクシーで約30分)。今回は話題のメルセデス・ベンツ Eクラスの電気自動車の試乗車を運転させてもらいながら、現地取材へ。曲がりくねった山道が続くいろは坂の運転も快適すぎました! こちらの試乗レポは別途記事をぜひチェックしてみてくださいね。
【ご褒美な理由 その1】大自然と調和するような、心休まる癒やしのステイが叶う!

バルコニーからは中禅寺湖&男体山を望む、抜け感あふれる好立地。

落ち着きのあるシックな外観が、奥日光の自然としっくりなじむ。
ザ・リッツ・カールトン日光は中禅寺湖畔の男体山を望むロケーションに、奥日光の手つかずの自然と調和するように佇むリゾート。周囲の自然から浮くことなくしっくりなじむ5階建ての建物はシンプルかつシックな雰囲気で、客室は全94室。規模感も程よく、ゆったりとした作りなので、くつろぎ感が半端ないリゾート。

今回泊まらせていただいた中禅寺湖ビューのツインベッドルーム。バルコニーもあり、大きな窓からは奥日光の大自然が望める。

ベッドも広々として、寝心地も抜群。

バスルームの窓からも中禅寺湖が望めて、解放感がスゴい!

バルコニーから乗り出してみると、この雄大な景色が!
中禅寺湖に面し、右手には男体山。ホテルは手つかずの自然が色濃く残る日光国立公園内に。遮るものが一切なく、湖と山と広い空を望む開けた立地は「とにかく心地いい!」と言わずにはいられないはず。
部屋には玄関で靴を脱ぎ、一段上がって入るスタイルも日本らしく、自宅のようなリラックス感を誘うポイントに。室内のインテリアは格子の壁や木製の引き戸など日本のクラシカルな美しさをアクセントにしながらも、無駄をそぎ落としたシンプルかつスタイリッシュな雰囲気。そこにいるだけで疲れが自然と癒え、心身ともに〝整う〟実感が。ゆったり語り合ったり、バルコニーの椅子に座って大自然のおいしい空気を吸いながら読書したり…部屋で過ごすのも格別な時間に。
【ご褒美な理由 その2】日光の「秘湯」を心ゆくまで堪能できる!

自然を感じる露天風呂に加え、内風呂、サウナも完備。
ザ・リッツ・カールトン日光には、ザ・リッツ・カールトンブランド初の温泉が! ブランド初の試みというだけあり泉質にもかなりこだわったそうで、1,200年以上も前から秘湯として重宝されてきた日光湯元温泉の源泉から温泉を引いています。泉質は、血行を促し冷えを改善したり、皮膚炎などにも効果が期待できる硫化水素型単純硫黄泉。もともとの源泉は弱酸性で無色透明ですが、空気に触れることによりほんのり乳白色がかったにごり湯に変わり、硫黄特有の香りが。数分つかっただけでもポカポカ感が続き、まろやかなお湯で肌がスベスベに。奥日光ならではの温泉が楽しめる大浴場は広々として、滞在中何度も入りに来たい心地よさでした!
【ご褒美な理由 その3】地元栃木の旬な厳選食材を楽しむ「ガストロノミーツーリズム」まで叶う!

地元・栃木の食材をふんだんに使った絶品ディナー。ひと皿ひと皿、素材の旨みを生かしながらも個性が華やかに光る。

Seasonコースは全7皿。五感を研ぎ澄ましながら繊細な食材の旨みが堪能でき、満足感がものすごく高い!
ディナーはガーデンガストロノミーが楽しめるダイニング「レークハウス」で。ここの料理を監修するのは『ミシュランガイド京都・大阪・和歌山』にて二つ星とグリーンスター(サステナブルなガストロノミーを実践する店に贈られる賞)をダブル受賞している和歌山県岩出市の「ヴィラ・アイーダ」の小林寛司シェフ。
「Farm-to-Table」という言葉が日本ではまだ聞きなじみがない時代から、ご自身のお店でも自らが畑で育てる300種類もの新鮮な野菜やハーブ、さらに地元食材を生かした唯一無二の料理を提供。ザ・リッツ・カールトン日光内の「レークハウス」では、その時々の旬にこだわりながら鮮度の高い栃木の食材の旨み、香り、食感を存分に生かした料理がいただけます。近隣の農園でその日に収穫された食材もふんだんに活用しているそうで、素材ひとつひとつの味わいがやはり違うように感じました!
運ばれてくるたびに見た目からもワクワクするようなサプライズがあり、口にしてみると野菜などの素材のパワーをガツンと感じながらも、繊細で優しい味わいが広がり、たちまち幸福感に包まれるような……。農家や生産者さんから直送の鮮度の高い食材の旨みを1mmたりとも無駄にしないシンプルでいて奥深いお料理に、終始、カラダもココロも喜んでいました♡ポーションも程よく、コースすべてをいただいても胃が重くなることなく疲れないのがものすごくうれしい。これぞリアルなご褒美ディナーだと思いました。

食後はムーディな「ザ・バー」で1杯。壁一面に配されたお酒のボトルも圧巻。

「日光モヒート」をオーダー。この日は栃木県宇都宮市の「日光あおぞら農園」から届いたフレッシュなキューバミントを使用。目の前で繰り広げられる臨場感あふれるパフォーマンスも楽しい!

キューバミントと沖縄の黒糖を用いたラムを使い、珠玉の1杯が完成!
食後はバーでとっておきの1杯を楽しむのも、ラグジュアリーホテルステイの醍醐味ですよね。近隣のフレッシュな素材や国内のユニークなお酒を使ったオリジナルカクテルのバリエーションが豊富なのに驚きました! 国産ウイスキーの品揃えも圧巻で、落ち着きがありながらもスタイリッシュな雰囲気もステキすぎて、つい何杯も飲みたくなってしまうほど。お酒好きにはたまらない時間でした。
【ご褒美な理由 その4】ラグジュアリースパ体験で、本来の自分らしさを取り戻す

トリートメントに使用するオリジナルオイルは2種。その日の直感で、グッときたものをチョイス。

トリートメントがスタートすると手の温かみが心地よすぎて、一瞬にして夢の中へ……。

トリートメントの前後には日光湯元温泉を引いた風呂で、ゆったりとプライベート温泉を堪能。
ザ・リッツ・カールトン日光にはラグジュアリースパも完備しているので、疲労感やストレスから解放され、心身ともに軽やかに整うリトリートも叶ってしまいます! そこにいるだけでヒーリングできてしまうようなスタイリッシュな空間に、セラピストの手技のレベルの高さにも感動。スパは大浴場にも隣接し、プライベート温泉が楽しめる部屋もあるので、おこもりご褒美ステイにまさにぴったり!
【ご褒美な理由 その5】マインドフルネスなアクティビティも充実

大人気の朝の座禅体験アクティビティ。
中禅寺湖でのカヤックやSUP、トレッキングなどのアウトドアから、日光彫りなど伝統的な手仕事の体験、日本茶エクスペリエンス、風呂敷アート体験などインドアまで、旅の充実度をさらに高めるさまざまなアクティビティが用意されているのもうれしいポイント。
気軽に楽しめるアクティビティとして人気なのが、朝の座禅体験。座禅の指導は中禅寺の僧侶さんが行ってくれるというのも本格的! ホテルのガーデン(またはザ・ライブラリー)に集い、呼吸と向き合いながら心落ち着かせ、雑念を払って自分の内面と向き合う時間は、旅から戻ってからの日常にもポジティブな流れをもたらしてくれるはず!

近隣のサイクリングを楽しむためのレンタルバイクも用意。~8月31日までの夏季は毎朝7:00~奥日光の自然を堪能する「半月山サイクリング」(所要時間90分 ¥3,000)も開催中。
【ご褒美な理由 その6】朝食の満足度が高すぎて、翌日も朝からホクホク幸せ気分に♡

朝食は洋食(手前)か和食(奥)からチョイス。

新鮮野菜たっぷりのサラダからスタート。栃木の牛乳やヨーグルト、プリンなどは自由にとってくる半ビュッフェスタイル。
部屋の快適さや居心地のよさ、アクティビティの充実度はもちろんのことですが、食のクオリティがホテルステイの満足感を大きく左右しますよね! ものすごく食いしん坊でなくとも、そこはやはり譲れないポイントなのではないでしょうか⁉
ザ・リッツ・カールトン日光の朝食、品数の多さに、地産直材をたっぷり用いた深みのある味わい、映える見た目も相まって……満足度が高すぎました! 海外からのゲストも多いホテルなので和食が人気のようでしたが、コンチネンタルな朝食もホテルステイならではの気分が味わえて幸せでした♪
旅先でディナーが重いと翌朝の朝食が満足にいただけないこともあったりしますが……旬の素材の旨みを存分に生かしたディナーコースで胃腸が元気に整ったからか、朝から元気にモリモリいただくことができました。しっかり食事をいただきながらもリトリートが叶ってしまうなんて、最高すぎます!

栃木の伝統工芸である鹿沼組子をモダンにアレンジした格子のアプローチの先に、居心地のいい光あふれるダイニング空間が。

壁面には日光彫りのパネルが施され、モダンながらもクラシカルなムードに。

中禅寺湖を望むガーデンビュー。撮り逃しましたが、食事中に野生の猿が姿を見せてくれました。
【ご褒美な理由 その7】優雅にくつろぎ幸福感で満たす、極上アフタヌーンティもスペシャル!

メインのスイーツがヴェールに包まれたようなサプライズ演出もユニーク!

綿あめのヴェールを外すと、艶やかなスイーツがお目見え!

宝石のような美しいケーキたちに、テンションが上がります!

セイボリーが充実しているのもうれしい。

厳選されたお茶は、温度や時間にとことんこだわり、1杯1杯丁寧に淹れてもらえる。
ザ・リッツ・カールトン日光のアフタヌーンティー「奥日光 シーズナルエクスペリエンス」(ひとり¥8,500/税・サービス料込み)は宿泊ゲストのみならず、アフタヌーンティー目当てに日帰りで訪れる人もかなり多いという人気っぷり。奥日光という隠れ家的立地でありながら、ヌン活のレベルが高いのもさすがザ・リッツ・カールトン!
取材時はいちごをはじめ、春の旬の素材を用いたアフタヌーンティーが楽しめました。ケーキなどスイーツ系にセイボリーもバランスよく供され、日光ならではのこだわりの日本茶とともにいただけます。お茶がとにかくしみじみおいしかった! 茶葉を1種選び、3煎まで煎れていただけるのですが、忙わしない日々の中でこんなにもお茶をゆっくり優雅にいただいたのは久々かも……。1杯1杯、絶妙に変わりゆく味わいを楽しみながらいただくのは、心癒やされる贅沢なひとときでした。

最初に冷茶をいただき、その後はこだわりのお茶1種をチョイス。この日のお茶のバリエーションは、栃木の普通蒸煎茶、京都のかぶせ茶、鹿児島の炒りたて碾茶茎焙じ茶、茨城の紅茶、苺とホップのブレンド茶、桜と煎茶のブレンド茶の6種。
頑張って仕事しながら、ポジティブに毎日を過ごしたいからこそ、ご褒美はやっぱり必要! ご褒美旅こそが最強の活力剤になりますよね。ザ・リッツ・カールトン日光は、旅先でも欲張りにいろいろ楽しみつつ、喧騒から逃れ心身ともにたっぷりとリチャージできる最幸なデスティネーションでした♡
紅葉の季節はきっとプラチナチケットだとは思いますが……また違う季節の美しさも堪能しに訪れたいリゾートです。
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text:NORIKO MONJI
WRITER
学生時代に女性ファッション誌のアシスタントとして雑誌作りのキャリアをスタート。フリーランスエディター&ライターとして、美容、旅、食、レシピ監修まで手掛ける。強靭な胃腸&体力をもち、国内外を貪欲に旅する弾丸トラベライターとしても活動中。とくに台湾を愛し、訪台歴は60回以上。台湾の充実の食ガイド『台北エリア別満喫旅 食べまくり!』をはじめ、著書4冊。






































