犬と話せる日がきたら「ワザとなの?」と聞きたい。子育てと似ている? 岩堀せりと愛犬の絶妙な関係

ロサンゼルスに移住して8年。オトナミューズウェブでは毎月、モデル・岩堀せりさんの最新のファッション事情や近況、気になるアレコレをお届けしています♥ 今回のテーマは愛犬との暮らし。東京で出会い、共にL.A.で暮らしているトイプードル。子どもたち2人と一緒に成長した10年間を振り返り!
【vol.19】「一緒に全速力で走ったり、私を守ろうとしてくれたり!? でも、べったりし過ぎない関係です」
我が家の愛犬はトイプードルのシア(♂)。10年前に我が家にやってきました。出会いのきっかけは子どもたちで当時、「赤ちゃんか犬が欲しい〜」とねだられ、「よし、じゃあ犬を飼おう」と決意。夫は出張中でしたが、すぐさま3人で出会いを求めに出かけました。息子は犬猫アレルギーで、とくに猫がダメ。けれど本人がどうしても飼いたいと言うので、毛が抜けにくい犬がいいねと、当初からトイプードル一択でした。そのなかでも可愛くて元気で健康的に走りまわっているシアに出会い、そのまま家に連れて帰ってしまったという……。夫には事前に報告はしていたものの、出張から帰ってきたら我が家に犬がいることにはびっくりしたと思います(笑)。ちなみに、我が家の名づけはすべて夫が担当。シアという名前もそうです。当初、私が東方神起のジュンス(編集部注:ジュンスさんの本名はキム・ジュンスですが、ソロ活動時はXIA<シア>という名義でした)のファンだったこともあり、「どういうこと? もしかして、シア・ジュンスのシア???」とひとりで勘ぐっていましたが、夫いわく「“幸せ”が由来」とのことです。

近所のカフェに写真を貼ってもらうシア(SIA)

東京の自宅にて。このころはうちに来て半年くらいかな?

現在はL.A.で一緒に暮らしています。
シアの性格は人懐っこく、吠えることもないとってもいい子です。まわりの人にもどうしてこんなにいい子なの!? とよくホメていただくこともあります。人慣れしていて我が家に誰が来ても怖がらず、「こんにちは! 抱っこしてください!」みたいな感じですぐに寄っていくんです。ワンちゃんより人が好きみたいです。

うちに来てまだ間もないころ。小さい!
そんな人懐っこいシアがきたことで生活は一変。子どもたちが自分より小さいものに優しくしている姿はとても微笑ましかったですし、じゃれあっている姿はなんとも愛おしく、迎えてよかったとしみじみ。とはいえ、一番変わったのは実は私の生活でした。犬の世話は基本は私ということになるわけで、ごはんは足りているかな、粗相してないかな、といろいろ気になってしまうんです。いい子であるシアが唯一やらかすのが、トイレなんです。賢い子なのでむしろトイレ失敗はわざとかもしれず、もしかしたら「かまって」のサインなのかな、とすら感じます。シアはわかりやすい性格をしているので、私を出迎える態度で、「あ! 今日はなにかいたずらしたな」とピンときます。普段は帰宅すると玄関でジャンプして待っているんですが、ちょっと離れたとこからこちらを見ているときはだいたい、トイレに失敗したか、何かいけないことをしたとき。怒られたら尻尾は下がるし、嬉しいときはずっとパタパタしてるし。昔はきびしめに叱っていましたが、最近はシアも年をとってきたので、トイレに失敗しても叱らないようにしています。

葉山のプールサイドにて。プールに入れるとシアは必死で泳ぎます。
ペットとの向き合い方にもそれぞれの性格が出るのが面白いです。我が家もそれぞれがそれぞれの姿勢でシアと向き合っています。私や娘は友だちのように一緒に遊び、息子はシアに癒やしを求めている様子。しかもわりと重ための愛(笑)。シア目線で見たとき、上下関係で一番上にくるのはおそらく私だと思われます。叱るのも、食事を与えるのもお世話するのも私なので、何かあると私にすり寄ってくるんです。でも、私が日中忙しくて相手ができないと、トボトボとこちらを振り返りながら、誰か遊んでくれる人を探しに行く姿がちょっと切ない。一緒に遊んでくれる娘、お世話してくれる私、落ち着きたいときにそばにいてくれる息子、やたら舐めさせてくれる夫、みたいな役割分担のようです。ちなみに、私は昔から動物に顔や手を舐められるのが本当に苦手なので、可哀想ですが毎回断っていますが、シアもこちらの気持ちを理解して空気を読んで寄ってきてくれているように感じます。

シアの親友・娘にはベッタリ。

息子とシアはつねに求め合っている関係ですw

酔った私とシア。
日本に住んでいたときはケージの中で寝かせていたのですが、L.A.の家ではどこにいてもOKなスタイルにしたら、一緒に寝室で寝るようになりました。私が寝るタイミングになると当然のようについてきて、ベッドの足元でちょこんと寝ています。ベッドルームにはインテリアとして買ったテントを置いているんですが、そこをベッド代わりにしていて、「ベッドから降りて」と言うとそこにトコトコ入って寝たり、たまに息子の部屋で寝たり。日中だと、シアが座る定位置が庭にあって、よく日向ぼっこをしています。L.A.には野生動物がたくさんいるため、長時間お庭にいるのは何かあったらちょっと怖いなと思いつつ、本人(本犬?)じはすごく気持ちよさそう。やっぱりお外がいいよね、と、みんなでお散歩に行くときは一緒に出かけたり、海にもたまーに行ったり。よく一緒にドライブもしています。車の窓から顔を出して風を浴びている姿が可愛い♥

いつの間にかシアのベッドになった可愛いテント。

今日も静かに風を感じています。

給油中もおりこうさん。

お庭で一緒に日向ぼっこ。
L.A.は犬に優しい都市なので、レストランやカフェも犬もOKなお店が多いですし、街を見渡せば日常的に犬に出会います。そんな犬フレンドリーな雰囲気はいいんですが、放し飼いしている人や大きな犬も多いので、リードをはずして自由に走らせるのはちょっと怖くて、ドッグランにはなかなか連れて行けず……たまには思いっきり走らせてあげたいので、一緒に遊ぶときは全力で追いかけっこすることもあります。二人で家中を走りまわるときのシアの全速力の姿って可愛い過ぎるんですが、最近はシアもおじいちゃんになったのか、前ほど体力がなくなり、途中で疲れて座っちゃうんです。最近はおたがいに乗り気なときしかやらないですね。いつも誰かが見える場所でちょこんと座っている感じです。

旅行先の誰もいないドッグランで全力疾走するシアが愛し過ぎて。

カフェにも一緒に♪
はじめて犬を飼ったのですが、幸運なことにまわりに犬に詳しい方がたくさんいたのでいろいろ教わり、今も困ったらすぐ相談。ちなみに、洋服はあまり着せたくないと思っていたのですが、犬も寒いことはあるらしいことと、服を着ている姿があまりにも可愛いのでつい、イベントのときは一緒にコスプレしたり、いただいたお洋服をたまに着せたりします。ごはんに関しては病院であまりよくない数値がでたときは手作りにしたんですが、その結果グルメになり過ぎてドライフードを食べなくなってしまった時期があるんです。留守中に何も食べなくてお腹がすき過ぎて調子を崩したり、手作りフードが美味しいからと食べ過ぎてめちゃめちゃ太ったり。なにがいちばんシアにとっていいのか、難しいですね……。ただ、すごくキラキラした目で美味しそうに食べている姿を見るといいものを作ってあげたくなるし、手作りのごはんを作ってる時期は達成感といいますか、「私ってすごくいい飼い主」と自分でも満足度が高いので(笑)、この感覚にハマる人って多いんだろうな……と思いつつ、過度にはならないよう心がけています。
ハロウィンの仮装やら、誕生日やら。寒い季節など、たまに服を着せることもあります。
私にとってシアは子ども同然、面倒を見てあげなくてはいけない存在です。だけどものすごく小さいのに、たまに物音がしたり人影が見えたら私の前に来て、吠えたりするんです。可愛い過ぎる。いつもと様子が変わって、ちょっと番犬みたいな行動になるときは「まさか……そのサイズで、私を守ろうとしてるの?」と愛しく感じます。私は実家でずっと猫を飼っていたので改めて思ったんですが、犬のほうが飼い主を全力で頼っている気がします。ずっと着いてくるし、その真摯な姿勢にこっちも全力で答えなければならないなと思ってしまう。応えきれないとき、ちょっと心苦しくなる。私はたぶん、他の愛犬家の方に比べると淡泊なところもあるかもしれなくて、日本とL.A.を行き来するときは信頼できるお友だちに預かってもらいますし、犬中心の生活をしているとは言いがたいです。少し前、母に「老後は犬を飼ったら?」と勧めたら全力で断られたことがあるんです。「老後の寂しさを埋めるより、お世話したり向き合う大変さを考えるとできない」と。それを聞いて親子だな~と感じました。私も同じです。寂しさは犬では埋まらないと思うし、飼う以上、責任を強く感じる。だから、きっとシアが最後のペットになるんだろうなと思っています。もともとは大きい犬が好きで昔は「いつか飼うならドーベルマン♥」なんて思っていたけど、シア以外を迎えることはないかな。だからできるだけ長く元気でいてほしいです。今のところ10歳でもまだまだジャンプもするし、脚の大手術をしたこともあるのに、それを忘れるくらい走っています。

おかげさまで現在の健康状態は良好です。たまに大好物のチキンをあげるとき、シアは野生的な男になります。

運転中も熱い視線を感じます。

L.A.では一緒に眠ることもあります。
最近「将来、犬と話せる未来がくる」みたいな話を聞いたことがあるんです。シアと話してみたい気持ちは強いけど、ちょっと怖い気もします。以前、定期的に通っている韓国の占い師さんに息子がシアの気持ちを尋ねたら「目が痛いって言ってる」と言われ、帰国後病院に連れて行ったんです。そしたら診断は、まさかのドライアイ。びっくりしました。本当にシアの思っていることや知りたいことがあったらまた韓国まで聞きに行こうかしら! といいつつ、もし話せるのなら「……あのおしっこの粗相は、わざとやってるの?」ってまず、聞きたい(笑)。あと、「私に何か文句はありますか?」とか? どこか痛いところはないかとか、要求は一応、全部聞きたいですね。なるほど、こんなことを考えて生きてたのね、って。ただ、そのなかでできることとできないことは私が決めます。これからもべったりしすぎず、ときにじゃれあって、できるだけ長く一緒にいたいな、と思っています。

めずらしい、チューの瞬間。

近況その1。待ちに待った、日焼けのシーズンがやってきました!
アディダス熱が再燃中!
母の日は子ども二人といっしょにランチデート♥

最近、無人タクシーのWaymoにハマってます。

とはいえ、ドライブも大好き♥

最近、L.A.にお気に入りの和食のお店、HAYAMA by WATAMIがオープンしました。ワタミグループ初のアメリカ進出店舗だそうです。

まだまだず~っと長生きしてね、シアさん。
この記事の画像一覧
interview & text:NIRAI IKESHIRO
photograph:SERI & FAMILY,FRIENDS
EDITOR
37歳、輝く季節が始まる! ファッション、ビューティ、カルチャーや健康など大人の女性の好奇心をくすぐる情報を独自の目線で楽しくお届けします。




















































