着こなしをアップグレードする「ヴィンテージデニム」で表情豊かなスタイリングを。
ミューズ界隈のファッショニスタ総勢30名にお気に入りのデニムについて取材。今の気分やトレンドだけでなく、スタイルアップが叶うデザインや着心地のよいものなど、みなさんのこだわりと愛着の詰まった1本について語っていただきました。今回は、味わいのある表情を楽めるヴィンテージデニムを使った私服コーデに注目。ヴィンテージをリメイクしたアップサイクルデニムにも注目したい。
着こなしをアップグレードする
風合いのある「ヴィンテージ」
フリーランスPR/ヘア&メイクアップアーティスト/unevenディレクター・小島紗希さん
「ヴィンテージのリーバイスは永遠のベーシック。オーセンティックなものだからこそ、合わせるものは上質でシンプルなものをベースに、少し甘さをプラスしました」
ヴィンテージのリーバイス、セシリーバンセンのニット、ヴィンテージのノースリーブカットソー、グッチのローファー、シャネルのバッグ、クロムハーツのネックレス、エルメス、ティファニー、エネイ、セリーヌ、クロムハーツのリングは本人私物
pelleqプレス・小森 愛さん
「約10年前に購入したデニムは、シルエット、色落ち、サイズ感、全てがお気に入り。トレンドに関係なく愛用しているので、これからも大切にはいていきたいです」
ジャケット¥116,600、チョーカー¥41,800(共にぺレック/タク&コー)、ヴィンテージのリーバイス701 student、ザラのインナー、ジル サンダーのシューズは本人私物
ビジュアルディレクター/フリーランスPR・小松晴香さん
「デニム×ジャケットの定番スタイルだからこそ、アクセントになるデニムをチョイス。ヴィンテージをリメイクしたデニムは、普段のスタイルにエッジをプラスしてくれるので、私の推しの1本です」
キャミソール¥5,830(アロマティック/タカギ PB事業部)、リーバイスのリメイクデニム、ヴィクティムのジャケット、ヴィンテージのシューズ、ルイ・ヴィトンのバッグ、カルティエの時計は本人私物
Witty Vintage オーナー・赤嶺玲子さん
「70sのヴィンテージのリーバイスは、リペアをしながらずっとはき続けています。購入したときからヒッコリー柄の裏布があてられていて、当時の持ち主の個性も見えて大好きな1本」
70年代のリーバイス505、ジバンシィのブラウス、ヴィンテージのネックレスとバングル、ララガンのピアスとリング、マルティニアーノのシューズは本人私物
スタイリスト・樋口かほりさん
「ずっとはいていたヴィンテージの501をカットして気分を一新。これからもワードローブ内で大活躍しそうな予感」
ヴィンテージのリーバイス501、キャンバーのトップス、ヴィンテージのシャネルのバッグ、シャネルのシューズ、ティファニーのバングル、カルティエのリング、ブレスレット、シャルロット・シェネ、ヴィンテージのリング、エナソルーナのアンクレット、ジル サンダーのピアスは本人私物
UNITED ARROWS ウィメンズブランドディレクター・浅子智美さん
「大好きなデニムのなかでも、数年前に購入したヴィンテージのリーバイスがお気に入り。少しサイズは大きいですが、着方で表情が変わるのが楽しみのひとつ」
中に着た半袖ニット¥25,300(イロット/ユナイテッドアローズ 新宿店)、ヴィンテージのリーバイス701、ハイクのデニムジャケット、ドリス ヴァン ノッテンのサンダル、プリーク、トムウッドのイヤリング、クロムハーツのリング、エルメスのブレスレット、古着のベルトは本人私物
いかがでしたか? 次回はスタイルアップが叶う「フレアシルエットデニム」を使ったコーディネートをご紹介します。お楽しみに!
photograph:SACHI KATAOKA, KAORI IMAKIIRE
otonaMUSE 2022年10月号より