Travel Diary feat. Yumie Kazama
72 Hours in Yakushima
今、話題の屋久島へ。風間ゆみえの2泊3日72時間リアル滞在スケジュール
なぜ「縄文杉」じゃなくて「ヤクスギランド」?
ホテルチェックインは15時くらいのところが多いので、その時間まではアクティビティを楽しみたいもの。空港でトレッキングガイドさんと待ち合わせし、車で向かったのは「ヤクスギランド」。屋久島といったら「縄文杉」もしくは、“もののけの森”と称される原生林「白谷雲水峡(しらたにうんすいきょう)」を思い浮かべる人も多いはず。でも今回は、がっつり登山目的というよりは、気になっていた素敵なホテルでの滞在も屋久島の大自然も両方満喫したいという欲張り旅。
そうなると早朝6時ごろには出発し、長いトロッコ道や山道を往復約10~11時間、戻ってくるとディナータイムという「縄文杉」はハード過ぎる。「白谷雲水峡」も8時ごろにはホテルを出て太鼓岩まで往復約7、8時間と、まぁまぁ1日がかり。そこで浮上するのが、タイパよく屋久島の自然を満喫できる森林渓谷「ヤクスギランド」。
“ランド”という単語から子ども向けの場所なのかなと想像していたら、「白谷雲水峡」よりも標高が高く1,000~1,300m(つまり「縄文杉」と同じくらい)としっかり森。樹齢1,000年以上の杉のことをヤクスギと言いますが、こちらではしっかり樹齢数千年の巨樹たちに出会えます。しかも、標高610mくらいから自力で歩く他の場所と違って、標高1,000mの出発地点まで車で行ける! 整備された遊歩道があるので、山散歩初心者でも歩きやすく、ハードなトレッキングは無理だけど、屋久島の森は満喫したい欲張りさんには最適な場所なのです。

「ヤクスギランド」入口にある案内図。コースは30分~210分の5つ。体力や滞在スケジュールのプライオリティによって、無理なく楽しめる。森林環境整備推進協力金として、高校生以上1人800円、団体20人以上1人600円を支払い入場。
他の観光地なら雨にしょんぼりするところですが、屋久島の森においてはそうではありません。ガイドさんも「多少雨のほうが味わい深いし、苔も美しいんですよ」と話すように、水を得た植物たちの生き生きしたエナジーに満ちた森はとても神秘的。ぼーっと木々の上を眺めたり、ゴーゴーと音をたてて流れる渓流に圧倒されたり、水滴が水晶のように輝く苔を撮影したり、1時間半くらいのトレッキングで自分たちもエネルギーチャージしたかのような満ち足りた気分に。
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EDITOR
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