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「美容医療を始める前に」30代、40代がずっとキレイでいるための【河北祐介が語る美容と健康】

美容医療を始める前に、見直すべき習慣がある

K この本を書こうと思った大きな理由の一つに、実は昨今の「過度な美容医療ブーム」に対する僕なりの警鐘もあったりするんです。これ、誤解してほしくないからハッキリ言っておくけど、美容医療を全否定しているわけでは絶対にないからね。そこはちゃんと書いておいてよ?

 

 はい、太字にする気持ちで書いておきます(笑)。警鐘、と言いますと?

 

K エイジングによって肌のコラーゲンは減少するし、シミだってどうしても濃くなる。だから、肌のベースを底上げするような“肌育”的なレーザー治療なんかは、40〜50代ならむしろ上手に取り入れたほうがいいと僕も思ってる。ただ、顔の造形そのものを無理に変えてしまうようなボトックスやヒアルロン酸の過剰な注入治療って、経済的な負担も大きいし、何より「もっと、もっと」と依存度が高くなりやすい。

 

 確かに、一度やり始めるとやめどきが分からなくなるという声はよく聞きます。

 

K 美容医療に依存してしまう前に、毎日の食事や適度な運動といった、人間として当たり前の基本的な生活を見直してほしい。そこから生まれる輝きこそが、大人の本当の美しさだと思うんだよね。長年この仕事を通して思うのは、本当に素敵な人って結局健康なの。肌ツヤもそうだし、姿勢も表情も歩き方も全部。元気な人には、その人だけの輝きがある。

 

 そして、日々の丁寧なスキンケアも大事ですよね。

 

K もちろんそれも大前提。だけど、勘違いしちゃいけないのは「化粧品は薬ではない」ということ。高級クリームを塗る前に、朝晩洗顔をしてしっかり汚れを落とす。メイクの前にストレッチやマッサージをしたり、夏でも保湿をする。そういう、一見地味に思える基礎の基礎を徹底してほしい。

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interview:HIROKA AMANO

otona MUSE 2026年9月号より

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