眉頭は薄め、中間は濃いめ、眉尻はくっきりのグラデが黄金!フレンチシックな洒落顔3つのコツ
人気アーティストと考える「洒落顔」の正解【AIKO ONOさん編】vol.3
ファッション同様にビューティも、雑誌「オトナミューズ」が創刊から掲げてきたのは、“シンプルだけど洒落てるメイク”。10年経ってもそのテーマは不滅ですが、シンプルの定義や何がおしゃれ感を作るのかは、変化しているはずです。そこでAIKO ONOさんに、2024年流の「大人の洒落顔」を提案してもらいました。
その人らしさと大人の可愛げが引き立つ
AIKO流、フレンチシックな洒落顔を解説
70年代のジェーン・バーキンをモダンにアップデートしたような、ヨンアさんルックの作り方をレポート。今どきの質感を上手に取り入れることが、今シーズンらしく仕上げるカギ。
可憐さと透明感を引き出すメイクに定評があるAIKOさん。飾り立てるのではなく、素を生かすことに洒落顔の本質はあるという。「その人らしさが第一の“無理のないメイク”が美しいし今の気分。使うファンデーションの量は極力減らしたほうがいいし、口紅も素の唇になじむカラー、質感が旬のムードを生みます。それから、マスカラの塗り方などマイクロパーツへのちょっとしたアプローチで、メイクしていないように見せつつ、エッジや大人ならではの愛らしさを仕込むことができる。美の神は細部に宿ります」
【Eyebrow】
立体感のあるグラデ眉で令和の意志あるまなざしに
「眉がのっぺりしないようにするコツはグラデーションを作ること。眉頭は薄めにし、中間は少し濃いめ、そして眉尻はくっきりめに描くと自然な3D感を作り出せます。多色入りのアイブロウパレットがあると、ファッションに合わせて自在にカラーを変えられるので便利です。パウダーだけだと物足りないときは、眉頭にのみシアーな墨色の眉マスカラを投入して」
洗練眉はパウダー&シアーマスカラで
眉中央部の足りない所や眉尻を中心にaのパウダーで描き足す。カラーはそのときの服に合わせて自由にブレンドを(同系色もしくは、アクセントになる色など)。眉頭はaの左上の薄茶でボカし鼻筋へとやんわり繋げる。さらに、bのブラックマスカラを眉頭の毛のみに塗布するとより立体的な仕上がりに。
photograph:YASUTOMO SAMPEI(model), KAZUTERU TAKAHASHI[KONDO STUDIO](still) styling:AKIKO KIZU hair:KAZUKI FUJIWARA make-up:AIKO ONO model:YOUN-A text:CHIHIRO HORIE
otona MUSE 2024年5月号より