話題の『ガス人間』にガス・ヴァン・サント作品も。8月は「ガス」つながりの作品が見逃せない!

映画ライター・ムービージャーナリストのよしひろまさみちさんが、今月もマストな映画ニュースをモリモリお届けしますよ〜。
今回は、まさかの“ガス”つながり! ガス・ヴァン・サント監督の新作『デッドマンズ・ワイヤー』の話題とともに、『マイ・プライベート・アイダホ デジタルリマスター版』『ドラッグストア・カウボーイ デジタルリマスター版』をチェック。さらに話題の『ガス人間』もご紹介します。
社会派アート系の傑作の名匠ガス・ヴァン・サント監督。最新作の『デッドマンズ・ワイヤー』が公開されている今、彼の初期名作『ドラッグストア・カウボーイ』と『マイ・プライベート・アイダホ』がデジタルリマスターで公開されます。「『デッドマンズ・ワイヤー』と同時期にこの2作品が日本のスクリーンで上映されるというのは少々運命じみて感じてます。というのも、『デッドマンズ〜』はこの 2 作がなければ生まれていないし、地続きのテーマだから。すごく嬉しいですね」という監督。薬物に依存する若者たちを描いた『ドラッグストア〜』、孤立した青年たちが自分探しの旅に出る『マイ・プライベート〜』は今でも社会問題になっていることを描いている名作。むしろ今これらを観ると、何も進歩してないどころか悪化してるじゃん! と思うはず。ぜひとも新作と合わせて観てください。
『ドラッグストア・カウボーイ デジタルリマスター版』

story_ドラッグを求めて犯罪を繰り返していたボブ(M・ディロン)と妻ダイアン(K・リンチ)ら。そんな彼らの間にちょっとした事件が起き、関係は一気に悪化し始め……。

監督・脚本:ガス・ヴァン・サント/出演:マット・ディロン、ケリー・リンチ ほか/配給:鈴正、weber CINEMA CLUB/公開:9月18日より、シネマート新宿ほか全国ロードショー
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『マイ・プライベート・アイダホ デジタルリマスター版』

story_緊張すると意識を失う難病を抱えるマイク(R・フェニックス)はポートランドでからだを売って生活していた。たまたま出会った市長の息子スコット(K・リーブス)と心を通わせ、2人で彼のルーツを求める旅に出る。

監督・脚本:ガス・ヴァン・サント/出演:リバー・フェニックス、キアヌ・リーブス ほか/配給:weber CINEMA CLUB、配給協力:TOMORROW Films./公開:8月7日より、シネマート新宿ほか全国ロードショー
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※最新作『デッドマンズ・ワイヤー』(主演:ビル・スカルスガルド)
現在、新宿ピカデリーほかにて全国ロードショー中
text : Masamichi Yoshihiro
WRITER
1972年、東京都新宿区生まれ。大学在学中からゲイ雑誌『バディ』編集部で勤め始める。卒業後、音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経て独立。『sweet』、『otona MUSE』(共に宝島社)で編集・執筆のほか、『an・an』(マガジンハウス)、『家の光』(家の光)、『with』(講談社)、『J:COMマガジン』(J:COM)など多くの媒体で、インタビューやレビュー記事を連載。テレビ、ラジオ、ウェブなどでも映画紹介をするほか、イベントでの解説、MCも。ゴールデングローブ賞国際投票者、日本アカデミー賞会員、日本映画ペンクラブ会員。










