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【ネタバレあり】今の価値観で観たら全然違った! あたしが救われた『ハッシュ!』4Kリマスター版

シーンでなによりすごいと思ったのは、勝裕(田辺誠一)の部屋に家族全員集合するバトルシーン。朝子(片岡礼子)の出産計画ご披露で、勝裕の兄・勝治(光石研)、その妻・容子(秋野暢子)、勝裕のパートナー直也(高橋和也)と彼の母・克美(冨士眞奈美)が集まるんだけど、価値観の違いで大衝突になるのね。この作品で最大と言ってもいい見せ場のひとつになるんだけど、これを25年前に観たときは「あぁ……やっちゃった」と思ったわけ。精子提供を受けて出産して家族になるっていう朝子の考えや、勝裕がカミングアウトせずに生活していたことからも、当時はあたしでも「それは厳しいだろ」って思ったもの。というか、そんなに家族がほしいかね……とも思ってしまった若気の至り。

これがあたし的最強のシーン。もう大泣き。光石さ〜〜〜ん!(泣)

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WRITER

1972年、東京都新宿区生まれ。大学在学中からゲイ雑誌『バディ』編集部で勤め始める。卒業後、音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経て独立。『sweet』、『otona MUSE』(共に宝島社)で編集・執筆のほか、『an・an』(マガジンハウス)、『家の光』(家の光)、『with』(講談社)、『J:COMマガジン』(J:COM)など多くの媒体で、インタビューやレビュー記事を連載。テレビ、ラジオ、ウェブなどでも映画紹介をするほか、イベントでの解説、MCも。ゴールデングローブ賞国際投票者、日本アカデミー賞会員、日本映画ペンクラブ会員。

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